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Story2* ページ3
「こんな時期に珍しいが、転校生を紹介するぞー」
「入って」と言われて転校生が入ってきた。
スカートだからたぶん女子。
「えっと、みなさんおはようです〜！転校生の星宮Aです」
聞き覚えのある声に顔を上げた。
見間違うはずがない、聞き間違えるはずがない。
俺が昔付き合ってた彼女だった。
持っていたペンを落としてしまいそうになる。
「転校してきた理由はお父さんの仕事の関係です。一年間ですけど、よろしくです〜」
長かった黒髪が短くなっていた。
でも、あの無邪気な笑顔は変わらない
自己紹介を済ませると、さっさと座ってしまった。
しかも俺の席の隣
なんかこれ、少女漫画みたいだ
「…ふふっ、久しぶりケンちゃん」
HRが終わった瞬間、話しかけられた。
ちょっとだけ気まずい
「おう、久しぶり」
「えへへ…ほんと久しぶりですね〜」
でも、俺のことどう思ってんのかな
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作者名：Mermaid | 作成日時：2019年2月16日 14時
