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それから1週間ほどたち、アヤの声は徐々に戻ってきた。
それでも簡単な会話しかできないし、歌うことなんてとてもじゃないけどできない。
でもね、とっても面白いこと思いついちゃたから僕は最近機嫌がいい。
「よぼせよ、リーナさん？」
ﾘｰﾅ「オッパ。どうしたんですか？」
「今夜暇？」
ﾘｰﾅ「ええ。」
「じゃあさ、○○ホテル。22時に来れる？」
ﾘｰﾅ「うんっ！楽しみ。」
「ん、じゃあね。」
通話を切ってしまえば、もう笑いが止まらない。
「楽しみだよ、僕も。」
あの人が絶望する顔が早く見たい。
「アヤ、今日の夜、デートしよう。」
アヤ「え…？」
「ダメ？」
アヤ「ううん、分かった。」
その日1日は、ヒョンたちが気味悪がる程に僕は上機嫌だった。
夕方、仕事を終えた僕とアヤは、ジウナをヒョンたちに預けて、デートに向かう。
立ち寄ったのは誰もが知る高級ブランド店。
アヤ「テミン君、何で、」
「良いから良いから。」
店員「いらっしゃいませ。」
「歌手のCHIKAさんです。彼女に合う最高級のドレスを１着、あと、その隣に立つのに相応しいようなのを僕に１着お願いします。
いくらでも結構です。」
店員「かしこまりました。ではCHIKA様はこちらへ。」
アヤ「どういう事…？」
「今日だけ、僕の言うこと聞いて？ほら、行っといで。」
ポカンとするアヤの頭を撫でて、あとは店員さんに任せる。
僕も店員さんに、最高級のホテルに行くのに恥じない服を選んでもらった。
アヤ「テミン君、どう、かな…？」
少し照れくさそうに出てきたアヤに目を奪われる。
「綺麗だよ…すっごく。」
安っぽい言葉だけど、一周回ってこれ以上の言葉が出てこなかった。
アヤ「テミン君も、かっこいいです…」
ああもう。本当にこの子は。
「これ、着て行きます。お会計お願いします。」
店員「ありがとうございます。こちらへどうぞ。」
多分今まで僕が買ってきたものの中で群を抜いて高価だけど、何とも思わなかった。
例え僕が、お金を持っていなくてもアヤのドレスを買っていただろう。
それほどに彼女に似合っていた。
まるで、アヤの為に作られたドレスのような。
そんな美しさ。
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
