437 そうだったのか ページ37
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「アヤーーーー！！」
アヤ「テヒョン！どうしたの？」
「ん？アヤのリハをずっと鑑賞してたんだ〜。」
アヤ「わ、それ恥ずかしいです。」
「大丈夫。めちゃくちゃカッコ良かったから。可愛かったし。」
アヤ「なんですかそれ。」
舞台裏の椅子に座って水を飲んでいるアヤに声を掛けると、彼女は少し汗をかいていたけどそれすら愛おしい。あれ、ちょっとキモイかも。
「はい、タオル。」
アヤ「ありがとう。」
「水も滴る良い女…」
アヤ「…何て？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「旦那不在中に堂々と口説くな。」
「へへ。」
ｾﾌﾝ「アヤ、ダンサー立ち位置間違えてたけど大丈夫？」
「あ、はい。少しだけぶつかっちゃったんですけど、でも、何とか大丈夫ですよ。」
ｾﾌﾝ「そうですか。なら安心です。」
アヤ「…テミン君はどこですか？」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「用事があるってどっか行ったけど多分すぐ戻って来るから。」
アヤ「そうですか。」
少しだけ寂しそうな彼女に俺の胸はギシギシと音を立てる。
その時。
ﾃﾐﾝ「アヤ。」
君の名を呼ぶ甘い声に、彼女は顔を上げる。
アヤ「テミンく…ん…？」
でも、テミニヒョンはそれ以上何も言わず、アヤの足元に座り込む。
ｼﾞｮﾝｲﾝ「お前何して…」
ﾃﾐﾝ「足出して。」
アヤ「っ、何で…」
ﾃﾐﾝ「僕が気づかないわけないじゃん。」
「一体何の話…」
その言葉を思わず止めてしまった。
今にも泣き出しそうなアヤの顔を見て、
優しくアヤを見つめるテミニヒョンを見て。
ﾃﾐﾝ「はい足出して。」
「っ…、いたっ…」
靴を脱いで、さらに靴下から出たアヤの足首は腫れていて。
思わず眉をひそめた。
ﾃﾐﾝ「もう。リハでこんなに無理してどうするの。」
「だって…っ、」
ﾃﾐﾝ「泣くほど痛かったなら止めてもらえば良かったのに。」
「できないよっ…」
ﾃﾐﾝ「うん、知ってる。」
ｼﾞｮﾝｲﾝ「お前、用事って。」
ﾃﾐﾝ「そうそう。コールドスプレーとテーピング貰いに行ったの。」
シューっとアヤの足にコールドスプレーを吹きかけるテミニヒョン。
ﾃﾐﾝ「あーやっぱあのダンサークビだわ。」
「っっ、…」
ああ、そうか。
そうだったのか。
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
