418 唯一無二の ページ18
ｰアヤｰ
テヒョンはテミン君とは違った優しさを持ってる。
いつだって私に笑顔を向けてくれて、
いつだって私を楽しませてくれる。
でも、
ﾃﾋｮﾝ「最後に、一言…良い？」
「うん…」
私の中で、テヒョンは、
ﾃﾋｮﾝ「アヤ、好きです。
俺じゃ、ダメ…？」
「ごめんなさいっ…
私はっ…テミン君が大好きですっ…」
大切な、大切な、親友。
唯一無二の。
ﾃﾋｮﾝ「そっか…ありがと。
ちゃんと、振ってくれて。」
「ううんっ…」
泣いていいのは私じゃないと、そんなことは分かってる。
でも、どうしても止まらなかった。
ﾃﾋｮﾝ「アヤ、俺はいつでも君の味方でいるから。
君の親友でいると誓うから…だからっ…
これからも好きでいることを、どうか、許して…」
そんなこと、私がダメだと言えるわけない。
どうやったらテヒョンを傷つけないでいられるか、やっぱり分からなくて。
「うん…」
優しくすることで傷つけることも分かってて、それでも私は、テヒョンに冷たくなんて、できない。
それを知ってか、知らずか。
ﾃﾋｮﾝ「…アヤは、何も考えないで、いつも通り、優しくして。
俺を傷つけないようにとか、そうやって冷たくしないで…。」
私よりも随分大人で、優しすぎる。
ﾃﾋｮﾝ「…じゃあ、俺、行くね。」
涙を零す私の頭をふわりと撫でて、テヒョンは去っていった。
1人、部屋に残る私。
自分が嫌いになりそうだった。
座り込んで膝に顔を埋めていると、
ドアが開く音がして。
ﾃﾐﾝ「僕以外の男のことで泣くのは妬けるなぁ。」
「テミン君っ…」
私の隣に腰掛けたテミン君。
ﾃﾐﾝ「それで…お姫様は僕を選んでくれるんですか？」
冗談っぽく笑ったテミン君。
その穏やかな表情を見て、一瞬テヒョンの笑顔がよぎる。
だけど。
「はいっ…」
テミン君腕の中に飛び込んだ。
やっぱり私は、
彼が好きだから。
.
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
