439 許されない ページ39
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何となく気付いてて、でも、まさかってずっと思ってきた。
「ジョンイニヒョンって…」
ｾﾌﾝ「そうだね。」
だって、だって、そんなの…
「そんなのっ…辛すぎるじゃないですかっ…」
ｾﾌﾝ「そうだね。」
不幸自慢をするわけじゃない。
だけど、俺も中々に辛い恋をしている方だ。
でも、
ｾﾌﾝ「親友の奥さんに恋をするなんて前世にどんな悪いことをしたんだろうね。あのヒョン。」
ヒョンの後姿が頭から離れない。
「どうして…」
ｾﾌﾝ「何でよりによってアヤなんだろうって思う？」
「…はい。」
ｾﾌﾝ「じゃあ逆に聞くけど、テヒョナはどうしてアヤなの。」
「え…」
言われて言葉に詰まる。
ｾﾌﾝ「そういうことだよ。」
「…理由なんか、ないんですね。」
ｾﾌﾝ「何でアヤなんだよって多分誰よりもあの人は思ってきたと思う。」
「…そう、ですね。」
ｾﾌﾝ「ジョンイニヒョンはそれを3年間続けてきてる。ファンにも、本人にも絶対にバレないように、一人で心に蓋をした。
アヤが一度、テミニヒョンと危なくなった時、ジョンイニヒョンの家に行ったことがあるんだ。助けてって。
あのヒョンは、それを受け入れて、彼女を支えて。それで、こう言った。」
懐かしむように彼は言った。
ｾﾌﾝ「”俺がリーナさんの気を引いて、テミナから離すよ”」
――――息を呑んだ
「っ、何でっ…」
ｾﾌﾝ「そういう人だ。絶対に自分を優先しない。
優先順位は常にアヤが1位なんだ。
きっとテミニヒョンと同じくらい、ひょっとしたらそれ以上、誰も知らないところでアヤを守って来た。多分、これからもね。」
どれだけそれが苦しいかなんて、聞くまでもない。
ｾﾌﾝ「絶対的な立場にはいるんだよ。もしかしたらアヤは君以上にジョンイニヒョンを信頼しているかもしれない。」
その可能性は十分にあると思った。
だって、彼女が一番愛している人の親友なのだから。
でも。
「けど、想いを伝えることは許されない。」
俺は、どうだっただろうか。
少なくとも俺は、結果がどうであれ、彼女に告白できた。そのうえで今がある。
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あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
