423 天使 ページ23
-MINHO-
「やっべー…」
テミナからの連絡に気付いたのは個人の仕事をちょうど終えた時だった。
マネヒョンに急いで病院まで車を出してもらう。
「誰からも連絡来てないんだけどヒョンは？」
ﾏﾈ「来てない。」
「え…大丈夫だよね。」
俺が心配したところで何の意味もないことは分かってる。
分かってる、けど…。
ﾏﾈ「車回してくるから先行ってて。」
「りょーかい。ヒョンありがと。」
病院に着いて、テミナの元まで急いだ。
「ごめんっ、遅れた…！」
病室の外にいたのはジンギヒョンだけだった。
「何してんの？」
ｼﾞﾝｷﾞ「いや〜ミノが来たとき誰もいなかったら困るかなって。」
「お気遣いありがと、ヒョン。
で……その…。
どう、だった…？」
俺の言葉に、ジンギヒョンはビックリするくらい幸せそうな顔で笑った。
途端に俺は全身の力が抜ける。
「良かった……。」
ｼﾞﾝｷﾞ「この世にあんなに可愛い生き物が存在するんだね。」
「ジウナのときより感動してるね。」
ｼﾞﾝｷﾞ「ジウナの時はめっちゃ緊張してたから。
今回は少し余裕もあって。」
「なるほど。
…皆中？」
ｼﾞﾝｷﾞ「うん。僕らも入ろっか。」
ジンギヒョンと共に中に入れば、そこには。
「天使がいる……。」
ﾃﾐﾝｼﾞｳﾝ「あ、ミノヒョン！！」
ｷﾎﾞﾑ「あれ、固まってる。」
ｼﾞｮﾝ「まぁ、この可愛さだしな。」
アヤ「ミノオッパ、お疲れ様です。」
二人の赤ちゃんがそれぞれアヤとテミナの腕に抱かれていた。
ｼﾞﾝｷﾞ「やっぱ、双子って見分けつかないね〜。」
アヤ「でもこの子達は男の子と女の子の双子なので見分けられますよ。」
ｼﾞﾝｷﾞ「あ、そっか。ついてるかついてないかだもんね〜。」
アヤ「えっと…はい……。」
ｷﾎﾞﾑ「ヒョン、セクハラで訴えられるよ。」
ｼﾞﾝｷﾞ「え、」
「名前は何にしたの？」
俺が聞けば、ジウナが答えてくれた。
ｼﾞｳﾝ「女の子がハウン、男の子がテウンだよ！」
「ハウンとテウン…。ん、良い名前だね。」
俺の言葉にジウナとテミナがそっくりの可愛い笑顔で笑った。
ﾃﾐﾝｼﾞｳﾝ「でしょー？笑」
親子って素晴らしい。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 356人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - のりかさん» 今更すみません…！振り返って見たらコメント返し忘れていたみたいです…。本当に本当に申し訳ございません…！コメントありがとうございました！ (2021年5月30日 21時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» 最近更新してなくてすみません…。嬉しいお言葉ありがとうございます。頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - 名無し74239号さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年9月13日 7時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも楽しみに待ってますね！！^ - ^ (2019年9月13日 6時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
名無し74239号(プロフ) - 毎回楽しませてもらってます！更新待ってます！ (2019年9月12日 23時) (レス) id: 51bece6398 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年5月27日 15時
