355 今夜は僕に ページ5
ｰTAEMINｰ
とうとうカムバックステージの前夜になった。
ｼﾞｳﾝ「ママ、パパ、おやすみなさい！！」
「おやすみ。」
アヤ「おやすみなさい。」
ジウンが寝て、僕達も寝ようかと寝室に向かう。
「ついに明日から始まるね。」
アヤ「はい。」
「楽しんで来てね。」
アヤ「…。」
「ほら、カムバって緊張するけど、何か楽しみ何だよね。ファンがどんな風に曲を聴いてくれるか。」
アヤ「分かります。でも今回は、」
「僕はアヤに、その楽しさだけは忘れて欲しくない。」
アヤ「っっ、」
アヤを引き寄せて腕の中に閉じこめる。
「大好きだから。」
アヤ「っっ…テミン君っ…」
直後にアヤのくぐもった声が聞こえてきた。
「アヤ？」
.
アヤ「負けたら…どうしよう…っ、」
弱々しいアヤの声に胸を突かれる。
初めて、アヤが弱音を吐いた。初めて、弱気な発言をした。
アヤ「何も…何も言い訳できないっ…
全部…自分が持ち出したことだから…」
「アヤ、」
アヤ「テミン君をっ…どうしても返して欲しくてっ…」
「っ、」
僕は何度彼女を傷つければ気が済むのか。
自分に呆れる。
「アヤ、」
アヤ「離れないで…」
「僕は──」
言葉を発する間もなく唇を塞がれ、柔らかい感触が僕の理性を崩していく。
アヤ「仕事に私情を挟んで、ファンのことなんか二の次にして、私はっ…自分のことしか考えていなかったっ…」
「…。」
アヤ「ごめん、ごめんなさいっ…」
「アヤっ、」
ぼろぼろと涙を流すアヤを思い切り抱き締める。
「大丈夫。大丈夫だから。」
君の苦しんでる姿なんて見たくない。
アヤ「うぅ…ｸﾞｽｯ…テミン…君…っ、嫌いにならないでっ…」
「なるわけないじゃん、ばか。」
アヤはずっと今回の対決に苦しんでて、もやもやしていたんだろう。
「今日は、アヤのお願い聞いてあげる。」
アヤ「え…？」
「抱いて欲しい？それとも、朝まで抱き締めて欲しい？」
アヤ「…どっちも。」
「ん、了解。」
今夜は、僕に溺れてください。
.
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
