386 有り得ないくらい ページ36
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ﾃﾐﾝ「アヤ…」
泣きそうな顔でアヤを見つめるテミナ。
俺だって、辛い。
でも、何かをすることもできなくて、非力な自分を心底情けなく思う。
アヤ「わ……た、と…く、し…な……ぃ」
ﾃﾐﾝ「アヤ？」
必死に言葉を発しようとするアヤにテミナは耳を傾ける。
「書ける？」
アヤ「…」ｺｸﾝ
震える手でアヤが紙に書いたのは、
"私盗作してない"
訴えかけるような言葉だった。
ﾃﾐﾝ「そんなの…知ってる。
アヤはそんなことするような子じゃないもん。」
何がどうしたらここまで話がぐちゃぐちゃになるのか教えて欲しかった。アヤが一体何をしたんだよ。
ﾃﾐﾝ「アヤ、何も心配しないでね。僕が何とかしとくから。アヤが元気になった頃、前と変わらず活動できるようにしとくから。
だから今は、毎日僕のことを考えて、ただ、体調に気をつけてくれてたらそれで良いよ。」
毎日僕のことを考えて、なんて、普通の人じゃ絶対に言えないことも、こいつはサラッと本気で言ってしまう。
無意識にアヤにだけ甘く優しくなるテミナが俺は結構好きだった。
ﾃﾐﾝ「じゃあ今日はもう帰るね。また明日来るから。」
まだお昼にもなっていないというのに帰ろうとするテミナ。
アヤも同じようなことを思ったのか少し寂しそうだった。
ﾃﾐﾝ「大丈夫、また来るから。浮気しないでね。」
天使のような笑顔を向けて出ていくテミナにアヤは優しく微笑んでいた。
「俺も行くね。午後からはチャニョリヒョン達来るって言ってたから楽しみにしといて。」
その言葉を残してテミナの背中を追いかけた。
「おい、テミナ、どうするつもりだよ。」
ﾃﾐﾝ「何が？」
「何ってお前、僕が何とかしとくって言ったろ？」
ﾃﾐﾝ「ああ。
もう、良いかなって。
ここまでアヤを傷つけられて黙ってられるほど僕は大人じゃないし。」
淡々と話すテミナが、
ﾃﾐﾝ「あいつの全てを壊しちゃおうかなって。」
今まで見た中で1番怖くて、
「壊すってお前…」
ﾃﾐﾝ「倍返しってやつ…？
それと僕、」
いつもキラキラしてるはずのその綺麗な瞳は、
ﾃﾐﾝ「人、殺しちゃうかも。」
有り得ないくらい冷め切っていた。
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
