384 壊れる寸前 ページ34
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「アヤ、」
アヤ「っ、」
検査結果を待つ間、僕に抱き着いて涙をこらえるアヤ。
一度僕から離れたアヤはスマホを貸してと伝えてきた。
スマホを渡せば、メモ帳を開き、ゆっくりと文字を打っていくアヤ。
"赤ちゃん、無事じゃなかったらごめんなさい"
「アヤ、」
"自分のこと、優先したんです"
「っ、」
"水を飲めば、テミン君が戻ってきてくれるって、そう思って"
「…うん。」
"物事を客観視できなかった"
"それで、たくさん失った"
「アヤ、もう良いよ…」
──ポタっ
スマホの画面に雫が落ちる
"もし、赤ちゃんに何かあったら…？"
"私はどうやって償ったら良いの？"
「アヤっ…」
もう、彼女の心は壊れる寸前で、
"オッパ、ごめんなさい"
かける言葉が見つからなかった。
「バカアヤ。アヤが無事なら僕はそれでいいよ。大丈夫。誰も君を責めないから。」
どんなに薄っぺらい言葉であっても、彼女の心を少しでも軽くできるなら構わなかった。
そんな事を考えていると、
医師「結果が出ました。こちらへどうぞ。」
お医者さんに呼ばれた。
医師「ハッキリ言うと、お腹の子は無事です。」
お医者さんの言葉に肩の力が抜ける。
医師「しかしそれは、アヤさんが身体を打ち付けたことによる胎児への影響、ということです。
よって、アヤさんが口にした刺激物についての影響はまだ分かっていません。
そして多分それは、お腹の子が産まれてくるまで分かりません。
様子を見ましょう。」
「分かりました。今日はもう、寝かせてあげても良いですか？」
医師「もちろんです。ゆっくりお休みください。」
医師の話を聞いた僕達は、静かに病室へ戻った。
「いっぱい検査して疲れたでしょ？今日はもう休みな。」
ゆっくりと頷いたアヤ。
そのまま目を閉じたアヤの頭を撫でて、しばらく彼女の寝顔を見ていた。
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
