363 怖くて ページ13
ｰアヤｰ
『チカさんそろそろ移動お願いします。』
「はい。」
ステージの時間が刻一刻と迫っていて、それが終われば今年の最優秀女性ソロ歌手の名前が呼ばれる。
もう決まっているのか、はたまたこのステージで決まるのか、それは誰にも分からない。
スタイリストさんの指示に従って今日の衣装を身につける。
ﾁｮﾝ「アヤさん、待機場所にご案内します。」
「ありがとうございます。」
何の疑いもなくチョンさんに着いていくこと数分。
案内された場所は真っ暗な空き室。
「えっと…？」
訳が分からずチョンさんを見れば、彼女は静かに目を伏せた。
もしかして…。
そう思った時にはもう遅くて、奥からは、
ﾘｰﾅ「よくやったわね。」
ﾁｮﾝ「っ、」
満足気に笑うリーナさんが出て来た。
「チョンさんは、元々リーナさんの仲間って事ですか？」
ﾘｰﾅ「ええ、そうよ。」
「そう、ですか。」
何だ、騙されていたのか。
どこか他人事な自分に、私自身戸惑っていた。
「一体何の用ですか？」
ﾘｰﾅ「さぁ、なんだと思う？」
「……私、これからステージがあるのですが。」
ﾘｰﾅ「あら、それは大変ね。」
「ここから出してください。」
ﾘｰﾅ「いやよ。」
「正々堂々勝負すると約束したじゃないですか。」
ﾘｰﾅ「カムバ対決は、そうだったわね。でも今回のはそんな約束した覚えないけど。」
「っ、」
もう、何も言えなくて。
今更恐怖心が私を支配し始める。
テミン君…
思わず首元のネックレスを握りしめれば、リーナさんの目が鋭くなった。
ヒールの音を鳴らしてつかつかと歩み寄って来る彼女。
私の目の前に辿り着いた彼女は、
「っ、痛っ…」
ネックレスのチェーンを思い切り引っ張り、私の首から奪う。
ﾘｰﾅ「気に入らない。あなたの全部が。」
ネックレスが千切られ、首を傷付ける。
ﾘｰﾅ「あなたに選択肢をあげる。」
笑顔を貼り付けるリーナさんが
怖くてたまらなかった。
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
