374 醜い ページ24
ｰJINKIｰ
チョンさんの胸ぐらを掴んで、壁に押し付け、
ﾃﾐﾝ「アヤに何したんだよっ…！！
答えろっ…！！」
叫ぶテミナは、もう、壊れる直前だった。
僕やミノが言葉で彼を止めてはみるものの、誰一人としてそれを行動に移して本気でテミナを止めないのは、
誰もが皆、テミナの味方だから。
この部分を切り取られて、世間にバレたら、きっと、失望される。
それでも、テミナを止めることができなかった。
────それほどのことをこの人達はしてる。
ﾃﾐﾝ「答えてっ…」
絞り出したようなテミナの声は、酷く震えていた。
ﾁｮﾝ「っっ、リーナさんに…アヤさんをここに呼んでくるように言われました。
しばらくリーナさんとアヤさんは口論して、ついに、リーナさんがアヤさんに手をあげた。」
ﾃﾐﾝ「っ、」
ﾁｮﾝ「そしてリーナさんはアヤさんに選択を迫りました。
幸せと才能を。」
幸せと、才能…？
「どういう事ですか？」
ﾁｮﾝ「アヤさんの前にこのマイクと水を置き、言ったんです。
マイクはステージでこのまま使えるもの、
水は…
声が出なくなる魔法の水だと。」
この世の中に、
ﾁｮﾝ「もし水を選べば、金輪際一切テミンさんにも、アヤさんにも近付かないってリーナさんは言いました。」
ここまで醜い人間がいるのだろうか。
ﾘｰﾅ「心身ともにボロボロだったアヤさんは、逃げるすべもなく、選びました。
水を──。」
ﾃﾐﾝ「アヤっ…、」
その行為一つ一つにテミナへの愛が垣間見れる。不謹慎にもそんなことを思った。
ふと思う。
今、アヤはどこにいるのだろうか。
声が出ない彼女は、
…無事、なのだろうか。
言いようのない不安が胸の中に広がる。
そして僕は、あるものを見つけた。
「ねぇ、これってさ、扉だよね？」
人が屈んでやっと通り抜けられるくらいの小さな小さなドア。
どうやら外に繋がっているらしい。
ﾃﾐﾝ「ここから、逃げた…？」
ﾃﾋｮﾝ「でも、何でですか？
この場で助けを待つことも出来たはずです。むしろ、状況を考えると、ここにいた方が明らかアヤ自身への負担は少なくて済む。
…声が、出ないから、でしょうか。」
そうとももちろん考えられる。
けど、もしかすると、
ﾃﾐﾝ「逃げざるを得ない状況に置かれていたのかも。」
.
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ミッキー - あやテテさん» お疲れさまでした！これからも頑張ってください！ (2019年5月18日 1時) (携帯から) (
レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ミッキーさん» ありがとうございました！終わりましたー！引き続きよろしくお願いします！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - なおてぃんさん» ありがとうございました何とか終わりましたー！更新頑張ります！！ (2019年5月17日 17時) (レス) id: 62409e4653 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - テスト頑張ってください！！！！ (2019年5月8日 0時) (携帯から) (レス) id: cea7e59c44 (このIDを非表示/違反報告)
なおてぃん(プロフ) - テスト頑張ってくださいね〜！！！！！ (2019年5月6日 4時) (レス) id: 78097fd4eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2019年3月28日 23時
