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ｰアヤｰ
「ジョングクさんは、いつ戻るんですか…？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そうですね、…俺最近気付いてしまったんですけど、世界的メイクさんの基準ってなんなんですかね。」
「…それは、私には分からないです。」
いつの間についできたのか彼の手にはコーヒーカップがあった。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ですよね、俺も色んなコンクールとか賞とかに挑戦しまくってたんですけど、なんかそれで賞とった時も、これで世界的メイクさん認定されてるのかなって疑問に思って。
で、気付いたんです。」
コーヒーをひとくちすするその姿もトップモデルさながらのオーラがある。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「…俺が担当する大女優がハリウッド映画の主演を務めたら、そのメイクをした俺って世界的って言っても許されるんじゃないかと。」
「……それは、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ジミニヒョンと同じ言い分で、テヒョンイヒョンの様な乗っかり方。これぞクオズ方式。」
「…」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ちょっとふざけました。」
すみません、と謝る彼だけど、微塵も反省の色は見えない。
「私が主演を飾るまで、テヒョンさんとジョングクさんの夢は叶わないんですね。」
笑ってみせるけど、それが彼にどう写ったのか。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「…負担ですか。」
今日のジョングクさんは色んな表情をする。
「…少し。」
素直に口に出せば、彼はゆっくりと私に近付く。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「アヤさん、このリングのこと忘れてませんか。」
するっと撫でられた左中指。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そして今、あなたの目の前にいる色男を忘れてませんか。」
「…ふふ、」
そのまま顎を顎を持ち上げられて、丸っこい彼の目と合う。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「2人の夢を背負ってるんじゃないですよ。
3人で、同じ夢を背負ってるんです。」
「っ、…」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「とは言っても俺やヒョンにできることって少ないですから、苦しさは平等じゃない。
でも、俺もヒョンもあなたを支えることができるんです。」
今日は、彼がとてもかっこよく見える。
もしそれを言えば彼は、いつもかっこいいんですけど、なんて言うのかな。
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〇〇(プロフ) - 何回も泣きました良いお話でした (9月8日 19時) (
レス) @page41 id: dc7d3a4bc1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - おにぎりさん» はじめまして！とても嬉しいお言葉をいただきありがとうございます！読んで下さった方が幸せな気持ちになってくれることが何より嬉しいです😌登場人物は拘っていたのでそう言って頂けて安心しました。こちらこそ読んで、コメントまで下さりありがとうございました。 (2022年1月30日 16時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - はじめまして。とても素敵なお話でした。昨日から夢中で読んで、今読み終わり、幸せな気持ちで感想を送らせてもらっています。出てくるみんなが素敵な人たちで、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。 (2022年1月30日 9時) (レス) @page41 id: bdf3710115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年1月1日 14時
