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ｰテヒョンｰ
やっと帰ってきたアジア。
日本での公演も無事成功し、残すはソウルコン1つのみとなった。
そしてそれも、数日後に迫っている。
このソウルコンが終わればGiftは活動休止。
それが分かっていても、実感はわかなくて。
「ジミナ、これで終わりって本当かな。」
ｼﾞﾐﾝ「うん、本当だよ。
明日Giftは休止前最後のコンサートをして一旦女王の冠を外す。
そしたら俺たちは明後日からGiftのスタッフじゃない。
Seasonのスタッフだ。」
「……寂しいね。」
ｼﾞﾐﾝ「ああ。でも、楽しみ。」
「え？」
ｼﾞﾐﾝ「次はどんなGiftに会えるのか。
今から楽しみでしょうがない。」
そう言うジミナの瞳は確かに輝いていて。
俺も、と返す勇気はなかった。
まだ俺はそこまで余裕が無い。
出来る限りずっとGiftを見ていたいと思ってる。
それでも時間は待ってくれない。
夜、社長から呼び出された俺たちは例の会議室へ向かった。
ｿｸｼﾞﾝ「よし、全員揃ったね。じゃ、僕からみんなに話したいことがあるから楽にして聞いてね。」
ﾅﾅ「何を今更。」
ジン社長の言葉にくすっと笑いつつ俺はアヤさんの隣に腰掛けた。
ｿｸｼﾞﾝ「まず、ミオリ。君は本当に素晴らしいリーダーだった。君がいつもいつもメンバーのため、ファンのために頑張ってる姿、僕はちゃんと知ってるつもり。
でもきっと、僕が知ってることが全てじゃない。
君は誰も知らないところで凄く頑張ってくれたんだと思う。
ありがとう。」
ﾐｵﾘ「…そんなことないですよ。」
ジン社長の言葉に若干涙目のミオリさん。
ｿｸｼﾞﾝ「そしてナナ。君は本当に最初から最後までわがままだったね。でも、そんなところも含めてやっぱり君は可愛い。初めて見た時から思ったんだ。
この子はアイドルにならなきゃいけないんだって。
この子をプロデュースしなかったから一生後悔するって。
あの時言ったこと、今訂正するよ。
君はアイドルに向いてる。むしろアイドルしかできないくらい天性の才能がある。そして努力もできる。
ありがとう。」
ﾅﾅ「…これからモデルになる人に言うか普通。」
ｿｸｼﾞﾝ「あ、そうだね。モデルも向いてるよ！」
ﾅﾅ「取ってつけたように…」
毒を吐きつつもそれでも彼女は嬉しそうだった。
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〇〇(プロフ) - 何回も泣きました良いお話でした (9月8日 19時) (
レス) @page41 id: dc7d3a4bc1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - おにぎりさん» はじめまして！とても嬉しいお言葉をいただきありがとうございます！読んで下さった方が幸せな気持ちになってくれることが何より嬉しいです😌登場人物は拘っていたのでそう言って頂けて安心しました。こちらこそ読んで、コメントまで下さりありがとうございました。 (2022年1月30日 16時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - はじめまして。とても素敵なお話でした。昨日から夢中で読んで、今読み終わり、幸せな気持ちで感想を送らせてもらっています。出てくるみんなが素敵な人たちで、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。 (2022年1月30日 9時) (レス) @page41 id: bdf3710115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年1月1日 14時
