024 貼り付ける笑顔 ページ24
-YOONGI-
「バカな奴。」
ﾃﾋｮﾝ「知ってる。」
小さく呟いたつもりなのに、アイツの耳には届いていた。
アイツの綺麗な顔が、諦めたように、悲しそうに歪む時、大抵の原因はアヤ。
今だに鳴り続けるアヤのスマホを見つめるテヒョナの、笑顔を張り付けた顔はもう何度も見てきた。
ﾃﾋｮﾝ「良いよ？出な？」
大嘘つきだ。
出てほしくなんかないくせに。
アヤ「また掛けなおすから大丈夫。」
ﾃﾋｮﾝ「愛しの旦那様でしょ〜？」
アヤ「なっ、」
笑顔を貼り付けるテヒョナ。
自分で言いながら泣きそうな顔すんなよ。
アヤに分からなくても、俺らには分かるんだよ。
ﾃﾋｮﾝ「出なきゃ〜。あ、俺が出てあげ…」
アヤ「よぼせよ？テミン君？」
アヤが背を向けた瞬間、ヘラヘラのテヒョナの笑顔は消える。
その綺麗な瞳は今もなお、彼女しか映してない。
テヒョナは一途すぎる。
このまま一生、お前はアヤだけを想うのか？
絶対に絶対に手に入らないアヤを。
そんな俺の声すら、もう、テヒョナには届かない。
アヤ「え？ジウン君に代わる？そこにいるの？あれ、もしもーし、」
”ママ！！”
電話の奥から聞こえてきた男の子の声。
テヒョナの瞳が大きく揺れた。
男の子は、かなり大きな声で喋ってるのかアヤはスマホを慌てて耳から遠ざける。
アヤ「ちょっとジウン君、もう少し静かに…」
”ママ！あのね、あのね、ジウね、エリーのために弾けるようになったの！”
アヤ「エリーゼね。…え、ホントに？」
”ニョルヒョンとかがね、教えてくれたの。”
アヤ「凄いね。」
”ん！ママに聴かしてあげるね！”
アヤ「楽しみにしとく。」
”ばいばぁい！早く帰って来て！”
アヤ「は〜い、パパに代わっ…
嘘、切れた…。
…すみません、えっと、なんでしたっけ？」
ﾃﾋｮﾝ「今のって、子供？」
すぐに笑顔を貼り付けるテヒョナ。
やめればいいのに。そんな恋。
きっとお前は言うんだろうな。
＿＿やめれるならとっくにやめてる。
.
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あやテテ(プロフ) - ireneさん» 書いてみました！長ったらしくなってしまい自信はないですが…。アドバイス…できるほど文才はないですが、気になることがあればｺﾒしてみます！ﾘｸありがとうございました。すごく助かります。 (2018年4月4日 1時) (
レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - いえいえ！あやテテさんの書きたいようにお願いします！ありがとうございます！作品の方にもアドバイスとか頂けたら飛び跳ねて喜びます…(>_<) (2018年4月3日 19時) (レス) id: 9226905d6b (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ireneさん» 早速リクエストありがとうございます。なるほど！夫婦喧嘩。良いですね。書かせて頂きます！とても助かりました。原因とか勝手に考えるので気にくわなければ言ってくださいね。ireneさんのお話楽しみにしているので頑張ってください！ (2018年4月2日 20時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - リクエストいいですか？よかったら夫婦喧嘩とかみてみたいです！何度もコメントごめんなさい！ (2018年4月2日 17時) (レス) id: 9226905d6b (このIDを非表示/違反報告)
irene - いえいえ！全然大丈夫ですよ！読んでいただいてるんですね！ありがとうございます！SHINeeを出すのはどうしても抵抗があったのですがあやテテさんのお話のおかげで決心できました！こちらこそ返信くださってありがとうございます！ (2018年4月2日 17時) (レス) id: 9226905d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2018年3月30日 17時
