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『あとちょっとか…』
「荷物預けたから、どっか店はいる？」
『入んない、そこの椅子で話そう』
「フラペチーノ、いらん？笑」
『紫耀が店員さんに注文する時間でさえも私は話してたい』
「めっちゃ束縛されとるな、俺」
『本当に最後だから、色々ぶつけてもいい？』
「お、やっと泣くんか」
『…かもね、
紫耀が好きって言ってくれたとき、まさか自分がここまでなるとは思ってもみなかった。
あのときは、自然と紫耀に好きな人ができて、自然に兄妹に戻ってあんなこと無かったんだってお互いが思うと思ってた。
けど、実際すんごくすんごく大好きになってて。
紫耀が他の人に優しくするのが大嫌いで。
紫耀が抱いてくれるのが安心できて。
甘えん坊な紫耀も、私のこと甘やかしてワガママ聞いてくれる紫耀も、勇太と比べる紫耀も、廉くんたちに嫉妬する紫耀がすごく大好き。
本当は、今でも行って欲しくない。
行かないでって言いたいけど、そう言って泣いたら紫耀は困るし、本当に行かないってしてくれちゃう。
4年も待てないもん。
勇太が私のこと大丈夫って言ってたけど全然大丈夫じゃない。
なんで、紫耀はおバカさんなんだろう、廉くんみたいにすごく頭が良くないんだろう。バスケが上手すぎるんだろうってすごく、すごく嫌なことばっか考えてて。
けど、そんな紫耀を
愛してるんだなぁって最後に思っちゃう』
愛してる そう言ったときには、Aは、俺の昔から知ってるAのようにワンワンと涙でぐちゃぐちゃにしてた。
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琴里(プロフ) - あみさん» ありがとうございます。中々更新出来なくてごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 (2018年4月7日 10時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - はじめまして！この作品が大好きです。続きがとても気になります！ (2018年4月3日 23時) (レス) id: a4e63a8229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年12月17日 8時
