口癖 3 Sho (ページ10)

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『ケーキ食べているときっていうのは想定外』

「俺があとであーんしてあげる」

『ひと口くらい我慢してよ』

「んじゃ今する？」

『あーん』

「もー雰囲気おかしない？笑
ほい、あーん！

はい、はやくのみこんでー
モグモグAも可愛いね～

あ、いて！だから！もう！すぐ叩くな！」

『バカにしてるでしょ！？
もう、ちょっとどいてジュース飲みたい』

「どいてはないわー」

テーブルの上にあるコップをとってある程度飲む。
そして、Aに近づいてキスをした。

『！！！』

「どうや、口移し
あーぁ、こぼれとるし」

流ているところをペロっと舐めた。
すると身体に力がはいったのが分かった。

『…』

「かーんーそーうー」

『…紫耀手慣れているみたいでなんかヤダ』

「え！初やけど！？」

『一応信じとく』

「えぇ…なんか今から手ぇだしづらいこと言うなや」

『じゃ、やめとく？笑』

「やめなーい♡」

スイッチを入れて動き出したようにキスではなく、かぶりついた。食べた。

服に手もつけた。

「あらま、新作」

ニコッて微笑んできたけどなんにも言わなかった。

「かーあんわいい」

なんだかんだ、身体目的じゃんとかいいながらも本人も乗り気だと思う。
そりゃ、女の子らしく彼氏とイルミネーションやケーキ食べたりしたい欲もあるのは間違いない。
イルミネーションは今すぐでは叶えてあげられなかったが。