口癖 3 Sho (ページ9)

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「や、やっぱり一人で…！」
『だからしてないってば』

「あ、俺のケーキ…」

パクパク食べて自分の分が無くなりそうなことに気づいたのかそれよりも少なくなっているラストひと口の俺のケーキにフォークを刺した。

『移ったってことはそういう意味じゃなくなって、考え方。

前に言ったでしょ？紫耀が他の女の人に優しくするのは嫌だって。
一年前の私は絶対にそんなこと気にもしないのに今じゃ嫌で仕方ないもん。

それって、紫耀が私だけにじゃなかったら嫌だっていう欲でしょ？』

「おん」

『それって、紫耀が私を閉じ込めて置きたいっていうのと変わらなく無い？

はい、あーん』

「ん～やったあ！

んーー俺が言った欲深いとは種類がちがう気ぃするけどー…」

『じゃ、紫耀は私を1日中閉じ込めてどうしたいの？』

「ずっとくっつく。俺だけのってする」

『そしたら、結果的に最後は紫耀がさっきいってた欲深いにならない？』

「んーなる！手ぇだすもん！」

ケーキを食べているAを床に寝っ転がらせた。
正しくいえば押し倒した。

「ほらね？」

『私のケーキあとひと口なのに…』

「俺は食べ終わったもん。
ってか、こうなること想定内やろ？笑」