口癖 3 Sho (ページ5)

今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:68,039 hit

105 ページ5

「ただいまーー」

『おかえり』

「うーわ、ズル！
人が寒い中買いに行ったんにコタツとか！！」

『ほら、じゃあおいで。コタツ暖かいから』

手招きして、コタツに俺を呼び寄せる。
その手招きに引っ張られて行き、Aの後ろに座ってハグ。

『好きだなぁ、この体勢』

「あんな、さっき廉に会った」

『ふーん』

「んでな、Aちゃんは誰とクリスマスなん？男か！？って」

『何て言ったの？』

「そのまま言ってやった。
Aはクリスマスもそうじゃない日も変わらない。寒いのもんは寒いんやってって」

『ふふ、俺とって言わなかったんだ。笑』

「言ってもよかったん？」

『言ったらきっと廉くんうち来るって。笑』

「んー確かに。
紫耀のパスタ食べたいなぁーって連呼されたわ」

『呼べばよかったじゃん』

「あかん、イチャイチャできんくなる！
さっさとクリームパスタ作るで！」

珍しく自分でAから離れてキッチンに向かうとその後ろを寒い寒いって言いながらAが着いてくる。

『そんなにもうお腹減ったの？笑』

「早く食べて、早く昼寝したいの俺は」

『やだ、変態』

「健全って言えや」

『男子にとって健全でも私にとっては紫耀は健全じゃないの～』