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「そんな喜んでもらえるとは思わなかったから、ほんまに嬉しい」
『パパやママには悪いけど、けどほんとに楽しくて仕方ない』
「んはは、風呂入れてくるな」
『紫耀、おんぶして』
「は?」
『して』
「なんや、急に」
『この重さでも紫耀の筋肉がどうかしてくれるもん』
「いやいや、重さとかの話やなくって」
『して!』
「よーわからんわぁ…
ほら、乗ってええで」
布団からムクっと起き上がって俺の背中に乗った。
俺が立ち上がると、シャワールーム行っていいよーって。
「はい、シャワールーム着いたけど」
『お風呂いれないの?』
「いまスイッチおしますぅー」
『お風呂は狭いね』
「文句を言うな、文句を」
『紫耀くん大好き♡』
「…ったくぅー。んで、次はどこ希望?」
『紫耀が行くとこに着いてく』
「もう風呂入れたし、荷物出そうかなって思っとるけど」
『じゃ、ベッドまで連れてって』
「Aは一体何がしたかったんよ。笑」
『もう歩き疲れちゃったから、乗せてもらった?笑』
「ベッドで待っとればよかったんに、そんなに俺から離れたくなかったん?笑」
『いいじゃん別に…』
「かわええなぁ〜かわええよ!
甘えたなA、結構好み。
はい、到着。荷物は、これな」
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作者名:琴里 | 作成日時:2017年11月19日 15時