口癖 3 Sho (ページ27)

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『わぁ、、どこだここ…』

「長崎空港」

『もう何ていうか、見知らぬ土地…
あ…、』

「ほーら、はよバス乗るで。」

空港着いた途端、フラ～って行きそうになったから片手に荷物を2つ持ち、もう片方の手で手を握りバス停へと連れていく。

バス停には既にバスが居て乗り込んで座る。
あとは、お目当ての場所につくのを待つだけ。

『そっか、手ぇ繋げるんだ』

「言うてあっちでも繋いどったけどな。笑」

『うん。けど、、』

「大丈夫やでのレベルがいつもより高いやろ？笑」

『うん！』

ニコニコしながら繋いだ手を俺の前に見してとても満足していた。

「んははっ！」

『んー？笑』

「バイト頑張ってよかったわー
2ヶ月分の成果！」

『…ありがとうね』

「帰ったらもう辞めたいわ、やる意味が無い」

『廉くんたちと遊ばないの？』

「んまぁ、遊ぶけどー。
それプラスバイトしとったらAとの時間がなくなる」

『あと…１ヶ月半かぁ』

「ん～考えちゃあかん！」

『ふふ、そうだね。
紫耀さっき寝れた？大丈夫？』

「んー…飛行機寝てないから眠いかもー」

Aの肩に頭を預けて、チラリと見るとニヤニヤしながらいいよって。
目を瞑りながら口だけ動かして話した。

「Aのな、寝顔見とったんよ。」

『やだなぁ、アイマスク買えばよかった』

「じぃーって見ててな、俺思いついたんよ。
写真撮ろうって」

『うわ！最悪』

「自撮りを久々にしたわ。笑」