口癖 3 Sho (ページ25)

今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:68,034 hit

125 ページ25

.

ママ「もう、紫耀が居ないのはいいけどAちゃんまで居ないなんて…」
「おい！！」

『ママごめん！』

ママ「んもーぉ！失礼の無いようにね？」

『はぁい』
「なぁ！俺は！？」

ママ「紫耀が居ないのなんて慣れっこよ、私
すーぐ廉くんたちとどっかいくじゃない。
第一、なんかあったとしても這いつくばって帰ってきそうだもの」

『紫耀はしぶとそうだとんねぇ～。笑』

「あー！もう！A！駅まで一緒いくで！！！」

『えぇ、怒ってるじゃーん』

「ええから！いってきます」
『い、いってきます、、』

.

「…ふは、成功やな！」

『んぅ、罪悪感…』

俺は泊まってくるとだけ言うと、中学の頃からしょっちゅうやっていたからアッサリ了解を得た。
問題はAで、Aは連休できたから友だちとお泊まりすると、友だちの名前まで言っていた。
友だちの名前まででてきたら信用を得たそうで、気をつけてねと。

「はよ手ぇ繋ぎたい」

『飛行機降りたらね』

「飛行機の中からでも良くない？」

『私きっと寝るもん』

「手ぇ繋ぎながら肩枕確定な！」

想像するだけで、可愛い姿が浮かんで顔がにやけてしまう。

『えぇー…』

「大丈夫やで

俺らのこと兄妹って思ってる奴はだーーれも居ないんだから」