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もうすぐ秋が終わる。
3年にとっては最後のイベント、体育祭。
紫耀は団長とか似合いそうだね って言われて単純な俺はすぐ団長に立候補。
だけど、それが裏目にでたりもして。
「「平野先輩！写真とってください！」」
「おん、ええで〜」
このくだり、何度目だろうか。
団長は常に団旗を持ち歩いているから一段と目立つ。
いつもモテモテの廉よりも今日は声をかけられてるきぃする。
嫌じゃないんよ、嫌じゃ。
だけど
『しょーうっ！』
天使到来。声だけでわかる。
振り返るとAと友だちの結衣ちゃん。
「お！A〜
どう？どう？団長！」
『んー敵だからなぁ。
ね、結衣』
結衣「Aも私も援団だもんね」
そう、今日は久しぶりにAのチア姿が体操着だが見れる日でもある。
そういう面では敵でよかったと思った。
『廉くん一緒じゃないの？』
「あいつ、援団の衣装に着替えに行くゆって消えちゃったんよ。
団長は一日中これやから暑苦しいねん、これ」
『良いじゃん、そっちのほうが勝ってるんだから。
私たち今ビリだよ？』
「ええやろ〜」
『団長の権限で負けてくれてもいいんだよ』
「残念やな、今晩から俺の部屋には優勝の賞状が1枚増える予定なんよ。
昨日の夜に飾るスペースちゃんとつくったんや」
『そこにこの間の中間テストでも置いといて反省したら？笑』
「うぉい！！」
この様子を見て、結衣ちゃんがクスクス笑いながら並んでください、写真とりますから！ って言ってツーショット確保。
その時にこそっと
「団長さんはツーショット写真何枚目なんだろうね〜」
何も知らない結衣ちゃんはニコニコと写真を撮ってくれてそのまま2人は自分の団の所へ戻って行った。
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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年11月13日 21時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年10月22日 7時
