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スタスタ行っちゃったAは急に止まって俺が追いつくのを待ってくれた。
『紫耀』
「んー？」
『写真、撮りたい』
「おん、撮ろっか」
Aが自撮りモードにして何枚か撮った。
SNSに上げたりするような写真じゃないから本当に記念の写真
ポーズもありきたりのものばっかり。
しいていうならまだやるのか、って回数目のキスもしたやつも撮った。
『…ママ、パートから帰ってくるし帰らなきゃね』
「せやな、Aは病人やしなぁ〜」
『けど、紫耀が責任とってくれるんでしょ？笑』
「あー、おん。とるとる…
せやから出口まで手ぇ繋ご」
忘れていた、そういえば責任とるって話しをした気もした。
みかちゃんから連絡行ってそうだしこれは早めに帰らんとマジで怒られそう。
まぁ、仕方ないと思いつつ良い言い訳を考えといた方が良さそうとも思いながらAの手を握って歩きだした。
『紫耀、忘れてたでしょ？』
「…忘れてないで」
『言い訳はー、コンビニにでも行ったことにしとく？』
「残念やけど鞄があるわ
それに病人連れてったなんてバレたらAのこと大好きなママが怒るわー
あーあー」
『んーママ帰ってくるの遅かったらいいけどね
いつも通りじゃちょっとギリギリかも』
「ほんま、頼むからおばちゃんの会話弾んでてぇ〜」
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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年11月13日 21時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年10月22日 7時
