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『ねぇ、紫耀聞いてる？』
「ん〜卵はちゃんとかき混ぜるんやろー」
『ネギは？』
「…切る！カット！！」
『間違ってないけど、、聞いてた？』
「おん、聞いてるし見とる」
昨日、俺らがいなかった分のご飯が余っていたため炒飯にすることに。
切って炒めるだけだから簡単だよって言われて教えて貰っている。
『紫耀もやろ？
お肉切って』
「嫌や、離れたくない」
そう。ずっと後ろから抱きついていて、だから何度も 聞いている？と聞かれていたのだ。
『一緒にやろうって言ったの紫耀じゃん』
「一緒にキッチン立っとるで？」
『お肉無しだ』
「残念やなぁ。しゃあなしや」
『じゃあ切るとはならないの？』
「…んーやっぱ向いとらんと思うねん。
俺には料理が」
『もう、言い訳はいいから
ねぇ一緒にしよ？
ねぇーねぇー紫耀！』
クルっ後ろを向いて、向かい合わせに。
小さいから、上目遣いになってて
うまくひっくるめられる。
「はいはい、分かったよ。一緒やるから」
『切りやすそうなベーコンとソーセージにしよ！』
スルッと腕から抜け出して、冷蔵庫に取りに行き、まな板に並べる
「平野〜3分クッキング〜♪」
『3分もかからないから』
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琴里(プロフ) - ささやんさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年11月13日 21時) (
レス) id: 4e1be56238 (このIDを非表示/違反報告)
ささやん - とても面白いです。これからどんな展開になっていくのか楽しみです。更新頑張ってください。これから応援しています。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 1ae2def1e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年10月22日 7時
