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いきなりだった。
Aが泣き出したんだ。
『知ってるよ、紫耀が関西いくか悩んでるの』
「…」
Aには秘密にしていたつもりだった。
バスケの誘いがいくつか来ていること自体廉にもじんにもAには言わないように頼んでいた。
『ごめん、やっぱ今はしたくない』
顔を隠すために布団をふかく被りだした。
一旦、Aからおりて、横に寝転がり
「A｣
すぐに来た。けど、いつもの 紫耀〜 って感じではなく必死に声を抑えて俺の胸で泣いていた。
泣かせたのは俺で、この気持ちにさせたのも俺で。
「ごめんな、ほんまにごめん」
これしか言えなかった。
なんて言っていいのか分からなかった。
泣くのが落ち着いた頃に
「やめとくな、関西いくの」
『ダメ』
「なんやねん、さっき止めたやん
勉強、するから俺こっちで進学できるように、な？」
『…忘れて。行ってよ、関西』
「忘れたとしてもさっきの泣いていたAは忘れられん」
『行ってよ、関西』
「…」
『ねぇ、紫耀！』
「…離れるんやで、そしたら」
『仕方ない、じゃん』
「俺は寂しいで。Aは？」
『嫌だって言わせないで。
紫耀はそうやって私のせいで行くのやめようとしてるの、やめてよ』
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あやね(プロフ) - はじめまして！続きが読みたいのでパスワード教えて欲しいです！！ (2017年11月1日 7時) (
レス) id: d318545719 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初めまして！パスワード教えて頂きたいです！ (2017年10月27日 10時) (レス) id: b4eaea7cbd (このIDを非表示/違反報告)
カフェ(プロフ) - パスワード教えていただきたいです！ (2017年10月26日 23時) (レス) id: b0e2a9cff1 (このIDを非表示/違反報告)
紫菜(プロフ) - はじめまして！パスワード教えていただきたいです！ (2017年10月25日 22時) (レス) id: bd8df1f3c6 (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - はじめまして！いつも読ませていただいています♪続きがきになるのでパスワード教えていただきたいです！ (2017年10月25日 19時) (レス) id: d318545719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴里
| 作成日時：2017年9月30日 7時
