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次の日、また
『紫耀!』
「ん?勉強おわったん?」
『うん。ね、続き続き!』
「人の恋愛をそんな掘ってくるなんて嫌な奴やなぁ 〜」
ほかの人だったら確実に嫌だったけどAが俺の部屋に次の日も次の日もと来てくれる口実になるならいいやとも思った。
だけど実際、Aに話すのもなんで話しているんだって我に帰れば思う。
『ご、ごめん』
「んー。何聞きたいん?」
『どうして紫耀は3年近くも告白しないの?』
「ゆったやん、困らせたくないって。
そんくらい優しい子なんよ。」
血が繋がっていないとはいえ、兄から告白されればAは困るだろう。
だけど優しい子だ、いい子だ。両親にはもちろん言わないし、ひとりで抱える。
単純に嫌いになるっていうこともできない。
『だって紫耀だよ?
相変わらず紫耀学校でモテモテでしょ?』
「せや。
俺はイケメンでバスケもできて好青年の人気者の平野紫耀くん。」
『…』
「んな顔すんな、事実や。」
『…んーで。なんでそんな平野紫耀くんが告白して困るの。
いじめられちゃうの、その子?』
「いや、可愛すぎて虐められもできんやろみんな。」
『何かどんどんわかんない』
「まぁ。これからも片思いする予定でーす
はい、今日はおしまい。おやすみー。」
紫耀!押さないで!っていわれながらも部屋から追い出して
「また明日なー」
廊下から紫耀のケチ!って言われても無視。
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あやね(プロフ) - はじめまして!続きが読みたいのでパスワード教えて欲しいです!! (2017年11月1日 7時) (レス) id: d318545719 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初めまして!パスワード教えて頂きたいです! (2017年10月27日 10時) (レス) id: b4eaea7cbd (このIDを非表示/違反報告)
カフェ(プロフ) - パスワード教えていただきたいです! (2017年10月26日 23時) (レス) id: b0e2a9cff1 (このIDを非表示/違反報告)
紫菜(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (2017年10月25日 22時) (レス) id: bd8df1f3c6 (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - はじめまして!いつも読ませていただいています♪続きがきになるのでパスワード教えていただきたいです! (2017年10月25日 19時) (レス) id: d318545719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琴里 | 作成日時:2017年9月30日 7時