00：プロローグ ページ1
・
「好き、です。君のことが....！」
「そ。ごめん、バイバイ」
快刀乱麻の鮮やかな手口。相手の勇気を振り絞った告白をばっさりと切り捨てその場を立ち去り、愛しい人の元へと向かう。
「かーつき！帰ろ。ごめんね、待たせて」
「別に。断っただろうな」
「そりゃもう。完膚なきまでズタズタに」
「....ほどほどにしとけよ」
彼氏にも友だちにも、誰かの告白を断るたびに苦笑される。もっと優しく断れとか、言葉を選べとか。でも、それって酷じゃない？私は勝己を愛してる。勝己だけを見てる。それなのに、綺麗事で取り繕って相手に夢を見させることは優しさかな？私はそうは思わない。きっと私は相澤先生みたいな思考回路を持つ人間なんだろうな。相澤先生と私の最大の違いといえば
「ねえ勝己、今話してた女の子誰？」
「あの子勝己に触り過ぎじゃない？勝己もなんで受け入れてんの？もしかして浮気？」
「この子と連絡取りすぎ。今私の目の前でブロ削して」
恋人への執着が強い....世間で言うヤンデレに分類される人間であるということ。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
秋桜(プロフ) - watanukiさん» コメント、評価、アドバイスありがとうございます。忙しいため、頻繁な更新が出来なくて申し訳ないです。これからも楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2019年5月4日 19時) (
レス) id: b03b1a41cf (このIDを非表示/違反報告)
watanuki - 私、このお話結構好きかもです！あ、あと題名についてですけど、爆豪の彼女がヘラってた件じゃなくて''について''って入れたらどうですか？まだお話は少ないけど、応援してます！一番右の星も押しときました！更新、頑張ってください！！ (2019年5月4日 11時) (レス) id: 5ae7a373be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜 | 作成日時：2019年4月20日 16時
