同期(最強)にいじめられてるんですが【呪術廻戦】

３.ここは定番のお姫様だっこでしょ ページ5

五条「お前、今日俺の任務ついてこい」



いきなり五条に声をかけられたと思ったら、恐ろしいことを言い出した。

オレの、任務、ツイテコイ？？

私がついていかなくても、五条なら余裕でいけるでしょ…。てゆーか、特級の五条の任務に２級の私が行っても足手まといになるだけじゃん



よって答えは



『やだ』



NO一択！



五条「いやお前に拒否権とかねぇから」


『いや理不尽だな、おい。』


ホントに理不尽だわ。


『てゆーか、私今日任務ない日なんだけ………』


そうこう言っているうちに、ふいに五条がかがんだ。何かと不思議に思っていると、





ｸﾞｲｯ





『は？え、ちょっ』



五条に持ち上げられた。



……ここさ、(え…お姫様だっこ…！？とぅんく…)てなるとこじゃん？じゃん？

なのにさ、



『いや、何故に俵担ぎ。』


五条「持ちやすそうだったから。姫抱きとか重そうだし、無理だわ」



コイツさりげなく私のこと重いとかいいやがったなおい。お？やるか？お？

まあ勝てないんですけどね。


『や、待って。てかおかしい。何で持ち上げてんの？何で私は持ち上げられてんの？』


五条「決まってるだろ。任務につれてくんだよ」


『いやいやいやいやいやいや』



お、おかしい…。

そう思ってる間にも、五条はスタスタと歩いていく。

え？ホントに？ホントにつれてかれるの？



『む、無理ぃいいいいいいやだああああ！私の楽しいお休みいいいいいい』


「ぅるっせ。耳元で叫ぶな、殺すぞ」


五条に俵担ぎされながらじたばたと暴れて叫んでいると、低い声で脅された。

もうひどい。ホント酷い。理不尽にも程がある。

まだ死にたくないので黙るけどね。
お口にチャック。



外に出ると、車のなかに投げ入れられた。

私の扱い雑かよ。



五条「おい、コイツも連れてくから」


補助監督「え…でも今回の任務五条さん1人って…」


五条「連れてくから」


補助監督「は、はい…」



もはや脅しだよね。

何てゆーか、さすが五条って感じ。
偉そうなのが板に染み付いてるなあ…。





『え、待って。ホントに行くの？私？』


五条『男に二言はない』


『今使ってほしくなかったセリフNo.１』

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