同期(最強)にいじめられてるんですが【呪術廻戦】

２.甘いのっていったじゃん ページ4

ｶﾞﾗｯ


夏油「おはよ………って、何してるの？」


『ははは、何言ってんだ夏油クン見てわかるだろ』


夏油「うん。全然分かんないかな」


教室に入ってきて、目の前の情景に？マークを頭上につける夏油。おはようっていいそびれたね☆

御崎A、ただいま正座で五条の席の前の床に座っております。

何でかって？私が知りたいわ。



五条「あーA、俺喉渇いたわ〜。何か甘いの買ってこい」


『何？甘いのって？？分かんないよ？』


五条「買ってこい」


『喜んで』



と、言いつつ私はその場で正座したままだ。

分かるよね？立てないんだよ。
結構長い時間正座してるんだよねこれでも。

足が滅茶苦茶痺れてるんだよ。

ニコニコと五条を見つめていると、頬杖をついて床に正座をしている私を見つめていただけだった五条が不意に立ち上がった。


そのまま私の後ろにまわると、思いっきり足を踏みやがっ……((おっと口調が乱れた。
…踏んできた。



『ちょっっまッ！あ゛あ゛あ゛っっ！』



勿論正座で足を痺れさせていた私は教室の床をのたうちまわる事になった。


『マジで！今、足限界まで痺れてたのにそんなことする！？ああああ最っ悪もうホントやだあああ』


五条「はっ、朝から教室の床でのたうちまわるAとかめっちゃ滑稽だな」


『酷すぎる！鬼かお前は！』



五条はニヤニヤと笑いながら私を見下ろしてくる。

もう本当にやだこの人。泣くよね。


夏油「おいたわしや」


家入「しっかり成仏するだぞ」


『あ、もう死んだことにされてるんだ？？』


五条「早く飲みもん買ってこい」


人使いの荒い五条にツッコミながらまだ痺れる足を引きずって飲み物を買いに出発した。

ああ、皆さん、もうこれはいじめですよね？
朝から飲み物を買わせるだけに女子をパシる同期ってなんですか…。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




夏油「悟は好きな子をいじめるタイプか」



硝子「小学生男子かよ」



五条「…うっせ」



Aがこれがいじめじゃないと気付くのは、まだまだ先のお話。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿……







『ぜぇぜえ…っはい、これ』

五条「…何これ」

『何これって…おしるこ☆』

五条「……」

『いひゃい！やふぇて！むごんでほをつままにゃいで！』

３.ここは定番のお姫様だっこでしょ→←１.拝啓、会ったこともないひいおじいさま。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す