92 BH ページ42
ｰベッキョンｰ
校長「え〜…ということでね、今週も色々と予定が詰まっております。
もうすぐ3年生は大学入試に向けて…
さらに2年生は全国模試が控えて…
1年生は最近授業中にうるさいとの…」
教頭「以上で職員朝礼終わります。」
「あざしたー。」
月曜日のなっがいなっがい職員朝礼が終わり、あと15分もすれば自分のクラスの朝礼が始まる。
CY「ベク、なんか最近肌ツヤツヤじゃない？」
「まじ？」
CY「何使ってんの！教えて！」
「別に大したものは使ってないけど…。」
SE「ヒョン、そんなの女しかないでしょ。」
CY「え。」
「あーそれはあるなぁ。」
KS「どうりで機嫌が良いわけね。」
SE「週末しか会えないんですから昨夜はさぞお熱かったんでしょうねぇ。」
セフンの言葉で昨夜の彼女との情事を思い出して表情筋が緩む。
そんな俺を見たチャニョルはあからさまにプンスカしだした。
CY「信じらんない！」
「なんでだよ。お前もツヤッツヤになりたかったら全身を潤わせてくれる彼女を作ることだな。」
CY「…羨ましい。」
「うむ、苦しゅうないぞ。」
羨望の眼差しを向けてくるチャニョルを鼻で笑っておいた。
そんなくだらないことを話していると、ベッキョン先生、と女性の先生に声をかけられて。
ｳﾅ「今お時間良いですか？」
「…別に構いませんけど。」
空気を読んだチャニョル達は各々散らばっていく。
ｳﾅ「あの、私…もうハナのことであなたを恨んでません。」
「…そうですか。」
ｳﾅ「そもそもベッキョン先生に怒りを向けることが間違ってるって…ずっと分かってました。でも…。」
気持ちはわかる。彼女は彼女なりに沢山傷ついたはずだ。
実の妹を失って、しかも第一発見者。平常心でいられる訳もなく。
誰かにぶつけないと壊れてしまいそうだったんだろう。
ｳﾅ「…彼女さんの前で失礼なこと言ったりして、すみませんでした。」
「いえ…むしろ感謝してます。あれから彼女と話せましたので。」
誤解も解けて、過去も話せた。
ｳﾅ「私、前を向こうと思います。」
静かに微笑んだウナ先生には、微かにハナの面影がある。
「俺もそうします。」
ハナ、じゃあな。
心の中で彼女にもう一度別れを告げて。
俺の心を占める愛おしい彼女に想いを馳せた。
.
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
