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嘘でも良かった。気を使ってそう言ってくれてるとしても、少し安心した。
「そうですか。」
BH「…信じてないだろ。」
「信じますよ。」
BH「なんか失礼な言い方かもしんないけど…女としては見れなかった。」
「なんでですか？」
BH「強すぎんだよあいつ。
何度負けたことか。あー…思い出すとなんか腹立ってきたな。」
言いながら先生は私のパジャマのボタンを外していく。
なんて器用な人なんだ。
BH「俺も恋愛的に好いてなかったけど、それはあいつもだから。
自分より強い男しか無理って明言してたからな。
いねーよって言ったら蹴られた。
…待てよ、なんで俺あの時蹴られたんだ？」
「先生が失礼なこと言うからですよ。」
BH「まあ美人ってことは認めてやるけど…ないわ。」
亡くなった人に対してなんてこと言うんだって思うけど、先生の口ぶりから仲が良かったことは伺えるから多分あれだ。チャニョル先生とかに対する態度と同じ。
BH「お分かり？」
「……はい。」
BH「よし、じゃあ集中しろよ。」
私のパジャマを脱がしたあと、先生もスウェットを脱ぐ。
ベッドの下にはらりと落ちた2枚のシャツ。
先生と唇が合わさる、その直前。
─ガタンッ
窓が大きく音を立て、ふわりとカーテンが揺れて、月の光が部屋を照らす。
先生と顔を見合わせる。
BH「…俺理系教師だし、こういうのあんま言いたくないし信じたくもないんだけど。」
「……はい。」
BH「もしかして一瞬…ハナ来た？」
「…先生が悪口ばっかり言うからですよ。」
BH「おいおいやめろよ。」
先生はベッドから出て窓へ向かう。
月の光に照らされたベッキョン先生の上半身。
……すっごく綺麗でつい見蕩れてしまった。
BH「アヤ、来て。」
「え？」
BH「満月。」
私もベッドから降りて外を眺めると綺麗な満月が星に囲まれていた。
BH「綺麗だな。」
「はい。」
ハナさんは、先生にお別れを言いに来たのかもしれない。
そして私たちに綺麗な夜空を教えてくれたのかもしれない。
有り得ないかもしれないけど、都合の良いように考えてもバチは当たらないはず。
出窓の空いてるスペースに先生は私を座らせた。
カーテンを閉めたベッキョン先生は私の頭を撫でて可愛らしく笑った。
BH「じゃあ今度こそ。」
コツンとおでこ同士がぶつかり。
ようやく唇が合わさった。
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
