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BH「もうここに来るのもやめる。
次来るのはもっともっと俺が幸せになったとき。」
「先生が決めたなら、それで良いと思います。」
小さく微笑んで、先生はお墓に声をかけた。
BH「それじゃあハナ、またいつか。
ごめんな。…ありがとう。」
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私達は先生の家に向かった。
棚には卒業アルバムが置いてあった。
BH「アヤが……言った言葉。」
「？」
BH「ちゃんと生きることにした、父親の分までしっかりとって。」
「あぁ。」
BH「俺さ、今までずっと…死にたくなるくらい後悔してたんだ。でも、お前の言葉を聞いて、心がだいぶ軽くなった。
そうか、俺がハナの分まで生きなきゃって。
ハナの分まで幸せにならなきゃって。」
先生は笑った。
ようやく、目が合った。
「ベッキョン先生。」
BH「ん？」
私の過去を話した時に、先生が私に言ってくれた言葉。
その言葉はすごく嬉しかったし、何より…自分を許せた気がしたから。
だから先生にもその言葉を伝えたい。
もし、今でも罪悪感を抱えて生きているのなら、尚更。
「生きててくれてありがとう。」
先生は溶けそうなくらい優しく微笑んで、私を抱き締める。
BH「…こちらこそ。」
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夜、ベッキョン先生と一緒に1つのベッドに入る。
先生は私を見下ろして、首筋に吸い付くようなキスを落とす。
先生のサラサラの髪の毛が頬をくすぐった。
「先生…」
BH「んー？」
キスを落としながら先生は私の言葉に耳を傾けた。
「先生は…ハナさんを好きでしたか？」
BH「……は、」
ピシッと固まった先生が私の胸元に埋めていた顔をゆっくりと上げる。
BH「今…なんて？」
「ごめんなさい、気になっちゃって。」
BH「…好きだったって言ったらどうするつもり？」
ズキッと心臓が痛む。それは少し……寂しいかもしれない。
どうしたって亡くなった人には敵わないだろうから。
誰かに愛されて亡くなった人は未来永劫ずっとずっとその人の心に残り続ける。最愛の人という形で。でもそれはしょうがないこと。
「…どう、しましょうか……。」
上手く笑えなかった。でも暗いから先生には見えていないだろう。
少しの沈黙の後、先生は笑って私の頭を撫でた。
BH「ハナを恋愛的に好きになったことは誓ってない。」
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
