80 JK ページ30
ｰジョングクｰ
久しぶりにアヤとゆっくり話した。
高校時代にアヤと別れてから大学に入学するまで、彼女とは関わらなかった。卒業式で少し挨拶をしたけれどその程度。
相変わらず俺はまだアヤを好きで、でもそれが今は苦じゃない。
前に進めていないと言われればそれまでだけど。
恋愛成就が全てじゃないし、今は今で普通に楽しい。
まあ、ベッキョン先生との進展がちょっと気になっていたのは事実。
食堂から出た途端、友達が俺の腕を強く引っ張る。
「いたっ…ちょ、何？」
『あれ、アヤさんだろ？！お前知り合い？！』
「友達だけど…。」
『紹介しろよ〜！』
「いや、なんで。」
アヤは、透明感のある綺麗な子だと男子の間では密かに人気だった。
当初は1人でいることも多く、相変わらず声をかけにくい雰囲気を持っていたけど、今は何人かのグループで一緒にいる姿をよく見かける。
笑顔も見る機会が増えて、理系学部の中ではかなりの有名人だ。
『頼むよ〜。』
「自分で声かければ？」
『それが出来たら苦労しねーよ！何、お前紹介したくないってことは好きなわけ？！』
それもあるけど、とは言えず。
1番の理由をそいつに言った。
「アヤ彼氏いるよ。」
『え。…けど男と歩いてるの見たことないし…。』
「うちの大学の学生じゃないから。」
『いや、けど…』
「2年近く両片想いで、この前付き合い始めた。」
『…日が浅いならチャンスある！』
ないよって言葉が出そうになる。
実際有り得ないだろう。なんせ相手が悪すぎる。
でもそれを口にするのはさすがに可哀想かなって思って言わずにいたら、そいつは良いように受け取ったのか紹介しろとうるさい。
「…うるさいよ。」
『いいじゃん。別に減るもんじゃないだろー。』
「…。」
めんどくさい。そんなにアヤと近付きたいのか。
はぁとため息を吐いた。
「…分かったよ、アヤに聞いてみる。」
アヤは嫌がるかもしれないけど、考えてみればアヤも俺に紹介したい友人がいると言っていたからまあいいか。彼女もきっとその友達に俺を紹介してくれとうるさく頼まれたに違いない。言葉の節々に申し訳なさを滲ませていたから。
まあベッキョン先生には悪いけど、別にアヤの交友関係にまで口出ししないだろう。アヤがよそ見をするとも到底思えないし。
『よっしゃ！ありがとな、ジョングク！』
「ハーゲンダッツね。」
.
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
