53 ページ3
.
BH「アヤー？おーい、アヤさーん。アヤちゃーん。ベク先生だよ〜。」
「うるさいです。」
BH「おいこらこっち向け。」
「ラーメン食べてるので無理ですね。」
うるさいなこの人。
そう思いながらラーメンをすする。
ようやく食べ終わったそのときにスマホがピコンとメッセージを受信した。
"明日課題一緒にやらね？"
「明日…。」
"いいよ"
送信を押そうとしたら先生が私の手ごとスマホを掴む。
なんですか、と首を傾けると。
BH「男？」
「ですね。」
BH「2人きり？」
「グループです。」
BH「男女比は？」
「3、3？」
BH「はいだめー。それ3組カップル作ろう大作戦だから。」
「なんですかそれ。」
断ってとスマホを向ける先生を見て、お断りをした。
結局先生には弱い自分がちょっと情けない。
「ひとりで寂しく課題しますよ。」
BH「俺がいるじゃん。」
「先生部活でしょ？」
BH「テストきかーん。」
「あ、そうなんですか。」
BH「優秀なベッキョン先生はテストも作り終えてるのね。
だから、」
ふわりと床に押し倒された。
BH「明日も明後日もお休みなの。」
「…せんせ、」
BH「2年越しの返事していい？」
「今ですか？」
BH「うん。」
どうぞ、と先を促す。
先生は私を見下ろして言う。
BH「好き。」
唇に柔らかいものが降ってきた。
「一途な私を褒めてください。」
先生は笑う。
私の髪の毛に指を通して、それから頬に手を当てて。
BH「俺だって我慢してたから。」
「はい？」
BH「まず、あいつな。チョンジョングク。」
ふにっと唇同士がぶつかった。
BH「目の前でカップル誕生した時はさすがに泣いた。」
「…。」
BH「それと毎回物理準備室に来るお前。」
「…。」
BH「色々我慢してた俺ちょー偉い。褒めて？」
ふにっ、と今度は首筋に先生の唇が降りてくる。
BH「卒業した時。」
「せんっ、」
BH「まじで告ろうかと思ったわ。」
未成年コノヤローって。
そう言いながらもう一度首筋にキスを。
BH「んで、今。」
先生と目が合った。
先生の目は、何だとても…妖しい色をしていた。
BH「我慢終了のお知らせ。」
成人万歳。
そう言って先生は深い深いキスを私にくれた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
