63 BH ページ13
ｰベッキョンｰ
『せんせー彼女いる？』
「いまーす。」
『え、彼女できたの？！』
「そうそう。ようやく実った。」
『彼女可愛い？』
「そりゃもう超可愛い。」
『先生のこと好きな子多いのにー。』
「いやぁ、モテる男は大変だなあ。」
そんなことを話しながら職員室に向かった。
「はい、これ言ってた進路の紙な。次はなくすなよ〜。」
『えー先生と話したいからまたなくす〜。』
「次はなくしても渡しませーん。」
『てか先生なんで物理準備室使わないのー？』
『一昨年はよく使ってたってセフン先生言ってましたけど〜。』
「3階まで上がるのがキツいんだよ、言わせんな。」
『先生おじさんだ〜。』
「うるせーぞ。」
笑いながら戻る生徒達にふぅと溜息を吐く。
さすがの人気ですねって色んな先生に笑われるけど全然嬉しくないし、正直最近鬱陶しいとまで思い始めてる。
いや、あれがアヤだったら速攻物理準備室に連行すんのになって人には絶対言えない下心。
SE「…あれがアヤさんだったらとか考えてるんでしょ？」
「おい、名前出すなよ。」
ことん、と俺の机にコーヒーを置いたセフン先生。
面白そうに笑って俺の隣に腰掛ける。てかなんでバレてるんだ俺の下心。
SE「まさか本当に付き合ってたとは驚きました。」
「おい、セフナ。」
SE「別に相手の名前は言わないんで良いでしょう？」
「…。」
面白そうに笑うセフンのことはこの際無視だ。
パソコンに向き直ってカチカチとキーボードを打っていると背後に大きな影が1つ。
「どーも、チャニョル先生。なんか用ですか？」
CY「今日、仕事終わったら飲み行こ。」
「職員室で言うなよそういう事。」
CY「約束だからな！」
「はいはい。」
チャニョル達と遭遇した土曜からもうすぐ1週間経つ。
今日はみんな大好き金曜日。テスト週間ということもあり、土日の部活もないし、教師が飲むには持ってこいの金曜日。
KS「僕も行くから。」
SE「俺もー。」
「…。」
ニョキっと奥の方から現れたギョンス。
楽しそうなセフン。そしてちょっと不機嫌なチャニョル。
あぁ今日はとんでもない飲み会になりそうだと腹を括った。
"先生、今日家に行っても良いですか？"
けど、昼休みに見たアヤからのそんな連絡に一気に気分は上昇した。
"今日チャニョル達と飲むから遅くなるけど先俺ん家で寝てて良いから"
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやテテ(プロフ) - あみいさん» 嬉しいです♥これから多分甘々ベクちゃん続きです！ (2022年2月14日 20時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - ううう…(;_;)好きです😭💕 (2022年2月14日 9時) (レス) @page7 id: 67815b3f14 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - みさきちさん» twitterのフォローありがとうございます！ベクちゃんも女の子ちゃんも2年間頑張りました💮これからは甘々な2人が続くと思うので楽しんで貰えますように…。こちらこそ慣れないベクちゃんのお話を読んで頂いてありがとうございます！コメントも嬉しかったです🥰 (2022年2月13日 18時) (レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - こんばんは！Twitterでもフォローさせてもらってる者です 。最初は胸がギューって切なくて結ばれないの？ってヤキモキしてたんですけど、2年越しに…二人はキャー♪(/ω＼*)この続き楽しみにしております！ベクちゃん主人公のお話を書いてくれてありがとうございます♪ (2022年2月13日 0時) (レス) @page3 id: 0359ed2e63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2022年2月12日 22時
