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『ジュノや。体調はどうだい？』
ｼﾞｭﾉ「全然良くないですよ。」
『それは大変だな。』
ジュノの笑顔に代表は驚きもしない。
恐らく、ジュノが壊れていることを何となく察していたのだろう。
『君のせいで事務所にマスコミが張り付いている。困ったもんだよ。』
ｼﾞｭﾉ「知りませんよ。」
ジュノの言葉に代表はやれやれと笑った。
そうだった。いつもいつもこの代表はジュノに甘い。
『アイドルを続ける気はあるのかね？』
ｼﾞｭﾉ「さあ。」
『困ったな。』
言いながらも代表は少しも困った様子ではない。
きっと何か話を持ちかけられる。
リツはそれを悟った。
『Pairに、アメリカに行ってもらいたいと考えている。』
ﾘﾂ「…はっ、」
『ジュノがこの調子なら、せっかくアヤが準備している曲もカムバでは使えないだろうからな。』
ﾘﾂ「…アメリカって…」
『歌詞だけ英語にして来月から数年間向こうでアイドルをしてくれ。
お前たちは私の大成功なんだ。海外進出してもなんら問題ないね。』
ﾘﾂ「そんな急にっ…」
『ジュノを米国の有名な精神科医に診てもらうことも決まっている。』
ﾘﾂ「…拒否権はないと？」
『はは、さすがリツだ。』
目の前で勧められる話にアヤの頭は回らない。
『前々から計画していたからね。ジュノや、私も君に死なれては困るんだよ。』
ｼﾞｭﾉ「大事な金づるだからでしょう？」
『否定はしないでおくよ。
ただ、今はEXOもかなり人気だからね。
君たちが韓国を離れても安泰だ。』
ｼﾞｭﾉ「酷い人だ。」
くすくすと笑うジュノ。
リツは再び言葉を失う。
『で、どうする？』
ｼﾞｭﾉ「良いですよ。ただし、条件があります。」
『ほぉ、この私に条件を突き付けるなんて君くらいだよ。』
ｼﾞｭﾉ「それくらい良いでしょう？俺たちはあなたのために生きているんだから。」
『ははっ、事務所に入る前もそうやって私を困らせたね、お前は。』
ｼﾞｭﾉ「アヤも一緒にアメリカに行くこと。それだけです。」
アヤ「っ…」
ﾘﾂ「…ジュノ、」
『構わないよ。アヤは君達のものだからね。』
にこりとアヤに笑顔を向ける代表に、アヤは唇を噛み締めた。
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
