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ｰチャニョルｰ
アヤはびくりと肩を揺らした。
「ごめん、ちょっとだけ。」
君の首筋に顔を埋めて、何度もキスを落とす。
擽ったそうに首を動かすアヤに笑って耳元で囁く。
「…運命、信じるしかないね。」
アヤ「っ、」
「俺たちはずっと、お互いを求めてた。」
アヤ「んっ、ちゃにょ…」
「あぁ、そっか。
アヤって耳弱いんだっけ？」
アヤ「…っ、なんでそれ…、」
ジュノ先輩に殴られたあの夜を思い出す。
殴られた痛みより、君と体を結んだ先輩への嫉妬を思い出す。
「悔しいけど…先輩に聞いた。」
アヤ「っ…、」
「あと…へその上？」
アヤ「っ、だめっ…」
「可愛い。」
アヤ「っ…」
シャツの中に手を入れてお腹を撫でると、彼女は身をよじる。
触れる度身体を硬くするアヤを見て、理性を呼び戻す。
無理矢理やる趣味はない。
「…冗談。寝よっか。」
これ以上は無理だとアヤから離れる。
背を向けてベッドに迎おうとすれば。
「っ、アヤ、」
アヤ「…」
お腹に回ってきた彼女の腕。
背中にアヤの温もりを感じる。
「…アヤ、離れてくれないと…俺、」
せっかく呼び戻した理性が羽ばたき出す。
アヤ「全部、…消して。」
「え…？」
アヤ「…忘れさせて。全部。」
「アヤ、」
君の言う"全部"が示すのはおそらく。
ジュノ先輩とのそういう繋がりだろう。
アヤ「…お願いっ、」
ぎゅっと腹に回った腕の力が込められる。
そっとその腕に自分の手を重ねたその時
アヤ「チャニョル君で…いっぱいにして…」
その一言で、理性が飛んだ。
ガラガラと音を立てて崩れ去る。
「…やめてって言っても、やめられない。
けど、…良いの？」
彼女は何も答えない。
「…ごめん、良いのとか聞いときながらさ、」
くるりと振り返って君をベッドの上に座らせる。
大人しく俺を見上げるアヤにぶわっと込み上げてくる愛おしさ。
「多分もう、抑えられない。」
噛み付くようにキスをして。
アヤ、全部俺で染めてあげる。
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
