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ｰチャニョルｰ
「……アヤ。」
君と2人だけの空間。
メンバーが見えなくなった瞬間、アヤを強く抱き締めた。
アヤ「全部っ…私のせいなのっ…、」
「…っ、」
アヤ「嬉しかったっ…」
「え？」
アヤ「チャニョル君が見つけてくれた時っ、」
「っ、」
アヤ「助けてくれた時っ…」
「…アヤ、」
アヤ「だから頼ってしまったの…っ、」
「…うん、」
アヤ「でもっ、…でも…その代わりにっ、私はジュノさんを裏切ったっ…」
腕の中にいる彼女が震える。
アヤ「どうしよっ…もしっ、…ジュノさんが帰ってこなかったらっ…
もし、このまま…目を覚まさなかったらっ…」
「アヤ…」
アヤ「一体私は…っ、どうやって生きれば良いっ…？」
「っ、」
彼女の中の罪悪感はいつまでも彼女を追い詰めるのかもしれない。
でも、それなら。
「ジュノ先輩は目を覚ますよ。
それに、…もう、何があっても俺がついてるから。」
彼女がゆっくりと顔をあげる。
溢れて止まらない涙を拭って、最愛の君を見つめる。
「…アヤが苦しくて堪らないなら、苦しみを分けて。
俺も一緒に持つから。」
アヤ「チャニョル…君っ…」
抱き締められていただけのアヤがゆっくりと俺の体に手を回した。
アヤ「お願いっ……」
俺の胸に顔を押し付けて、強く、俺を抱きしめる。
アヤ「助けて…っ、」
「っ、……うん、…うん、絶対に助けるよ。」
病院の廊下、お互いを求める俺たち。
アヤ、
俺の世界を色付けてくれた君を
俺は絶対に見捨てない。
「だからずっとそばにいて。」
俺の声は果たして彼女に届いたのだろうか。
.
.
.
それからアヤと俺が向かったのは、とあるマンションの一部屋。
偶に使う俺だけの作業室。
もう随分来ていなかったけど、少し前までは1人になりたい時は結構頻繁に来ていた。
「ここ、一応俺の秘密基地。」
誰も呼んだことの無い部屋。
メンバーですら。
アヤ「私が入っても良いの…？」
「もちろん。これからはアヤと俺の秘密基地。」
そう言って笑えば、彼女もふわりと微笑んだ。
.
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
