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ｰチャニョルｰ
崩れ落ちたアヤに駆け寄って支える。
きっと、きっと…。
アヤにとってPair先輩の存在は俺たちとは比べ物にならないほど大きい。
そんな2人を失えば、ここまで情緒が安定しないのも当たり前だろう。
「アヤ、」
アヤ「違うのっ…これは…そうじゃなくてっ、」
「…。」
アヤ「自分でもっ…何がこんなに苦しいのかっ、分かんないっ…けど、」
「うん、」
アヤ「…チャニョル君のっ、隣にいたいって…思うよっ、」
そう言ったアヤを抱き締める。
君は涙を目に溜めながら真っ直ぐに俺を見つめてその言葉を言ったから。
それは本音だって、ちゃんと分かるよ。
「…うん、俺も。」
しばらくアヤの泣き声だけが響く。
抱き合う俺たちをメンバーは静かに見つめていた。
BH「…俺らは空気か。」
JD「しーっ。良いとこじゃん。」
何とも場違いなベッキョンの言葉も今は気にならない。
しばらく彼女を抱き締めて、そして、ようやく離れた。
XM「うん、じゃあ打ち上げ行こっか。11人で予約してる店あるから。」
SH「そうだね。」
ヒョン達の会話に目を見開く。
SE「11人って…俺ら9人と…マネヒョンと…アヤさん？」
XM「それ以外に誰がいるの？」
KS「ミンソギヒョン、こうなるって分かってたんですか。」
XM「んー…だって、チャニョルが絶対見つけるって言ったから。
俺はそれを信じただけ。」
「ヒョン〜っ！」
アヤの傍から離れずヒョンに笑顔を向けると、ミンソギヒョンは呆れたように、でも、優しく微笑んでくれた。
JI「じゃあ行きましょ。」
BH「おう！」
それから片付け、準備をしてマネヒョンの運転する車に乗り込んだ。
SH「えーコンサートの大成功と…アヤさんを無事見つけ出せたことは…」
BH「カンパーイ！」
EXO「かんぱーい！」
SH「おい。」
かちんと辺りで鳴り響くグラス。
隣にいるアヤに目を向けると、彼女はどこかぼうっとしていた。
「アヤ…？」
アヤ「…？」
「…ぼーっとしてたから…。」
アヤ「あ、…うん。」
皆気になっていたのか、全員の視線がアヤに向く。
アヤ「……やっぱり少し、不安で…。」
ごめんなさい、と微笑んだ君は無理をしているようにしか見えない。
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
