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ｰチャニョルｰ
「でも…そんな俺でも…」
それでも、確かなことは一つだけある。
胸を張って言えることが、一つだけある。
「それでも俺は、アヤが好きだった。」
SE「っ、」
「昔も、今も。
きっと、これからも。」
アヤが作った曲に歌詞を加える作業はすぐに出来た。
考えあぐねることも無く、いとも簡単に。
だって、アヤを思い浮かべれば頭の中に言葉が溢れ出したから。
君への想いをただ、綴っただけ。
「学生時代支えられなかったことをずっと後悔していた。
苦しくて堪らなかった。
あの時アヤを支えていれば、ずっと隣にいてくれたんじゃないかって。
アヤを見失うことはなかったんじゃないかって。」
だから、君を見つけたあの日。
奇跡だと思った。
「もう、あんな後悔したくない。
アヤを、見失いたくない。」
簡単じゃない。
でも、貰ったチャンスを逃さない。
「俺は、必ずアヤを見つけるよ。」
KS「…ようやく聞けた。」
「…え？」
KS「お前が絶対に話そうとしなかったアヤさんのこと。」
「っ…」
言えなかった。
どうしても。
言葉にすれば、泣いてしまう気がしたから。
後悔に押しつぶされると思ったから。
KS「その気持ちがあれば、大丈夫な気がする。」
XM「そうだな。チャニョルなら見つけられると思うよ。
なんの根拠もないけど、直感的にそう思う。」
LY「皆で探そうよ。」
JI「ですね。
きっと9人で探せば見つかるよ。」
SH「うん。もちろんコンサート自体にも集中しないといけないけど…。
会場を回る時が何回かあるから、そのときがチャンスだね。」
メンバーの笑顔に心が救われる。
俺はこんなにも支えられている。
BH「チャニョルの天使だもんな。」
「…バカにしてる？」
BH「してねぇよ！
…かっこいいと思ってる。」
「ベッキョナ〜！」
BH「くっつくな！」
JD「あの曲、届くと良いね、アヤちゃんに。」
「…うん。」
ジョンデの言葉に頷くと、ヒョン、とセフンに声をかけられる。
SE「きっと、今も昔も…アヤさんにとって、チャニョリヒョンは心の支えだったと思います。」
「え…？」
SE「…絶対に見つけましょう。」
「うん。」
.
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
