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ｰチャニョルｰ
SH「じゃあ、今日はこの辺で。おつかれさまでした！」
ダンサーやスタッフさん達に頭を下げながら終わった練習。
その後もしばらくダンスやそのほかのステージについて話していたその時。
ガチャ──
開いたドアの先、現れた人物にメンバー全員の動きが止まる。
SH「り、り…リツせんぱ…」
ﾘﾂ「…おつかれ。」
SH「おつかれさまです…！」
ジュンミョニヒョンに続いて勢いよく頭を下げる俺たち。
特にジョンインはガチガチに固まっている。
ﾘﾂ「…売られた喧嘩を買いに来た。」
「え…？」
ものすごい恐ろしい言葉が聞こえてきて、みんなして固まる。
けど、1人だけ落ち着いてる男が。
SE「…首、洗って待ってました。」
セフンで。どういうことだと彼を見つめた。
ﾘﾂ「…どうしてジュノがアヤに執着するか知りたいか。」
「っ…」
ﾘﾂ「…どうしてアヤがあそこまでされてジュノを切れないか知りたいか。」
リツ先輩と目が合う。
俺は消え入りそうな声で、はい、と返事をした。
ﾘﾂ「長くなるけど。」
「知りたいです…。ずっと、気になっていたから。」
ﾘﾂ「…分かった。」
どうしてリツ先輩がそれを話してくれるのか、分からない。
でも、聞くべきだと思った。
ﾘﾂ「…誰か、ジュノの家族構成を知ってる人は？」
JI「確か…ご両親と、妹さんがおられるって…。」
ﾘﾂ「そう。でもあれ、嘘。」
「え…？」
メンバーが皆、目を見開く。
ﾘﾂ「あいつには、家族なんていない。」
「え……、」
ﾘﾂ「ジュノの母親は高校生の時に子供を授かった。
それが…ジュノの兄だ。」
BH「高校生…」
JI「え…お兄…さん…？」
知らない。そんな情報、きっと誰も。
ﾘﾂ「…高校時代に大学生の彼氏との間に子どもができた。
周囲の反対を押し切って子どもを産んで、もちろん高校は中退、彼氏の方も大学中退。
苦しくはあったけど結局両親の援助で何とかやっていけてたらしい。
それから少ししてまた子どもが出来た。
それがジュノだよ。」
でも、と先輩は続ける。
ﾘﾂ「ジュノが5歳の頃、あいつの親はジュノを捨てた。」
EXO「っ…」
「なん…で…、」
ﾘﾂ「女の子が欲しかったらしい。」
え、と掠れた声が出た。
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あやテテ(プロフ) - あみいさん» こちらでもコメントありがとうございます！嬉しいです。セフン氏を男前に書けていたなら良かったです！ステージ上のクールなセフンさん大好きなのでそれを想像して書きました！気に入って頂けたなら安心です！ありがとうございました！ (2021年7月27日 14時) (
レス) id: 04319824fe (このIDを非表示/違反報告)
あみい - 先日？もコメントさせて頂きましたが…すみません！当方、セフン大好きなので、愛に囚われてのセフン、かっこよすぎて泣きました。あやテテさんが書くセフン男前すぎて、大好きです…涙 (2021年7月24日 21時) (レス) id: 694d192305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayatae00/
作成日時：2021年7月14日 15時
