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ｰチャニョルｰ
曲作りはかなり順調に進んでいた。
さすがWedさんって感じで、スラスラ音が生まれていく様子を見るのは楽しい。
俺も曲作りは何度もしてきたけれど、こんなに大勢で色んな人の意見を聞きながら音楽を作り上げていくのは新鮮で、すごく面白かった。
作曲をしたことがないメンバーも意見を言ってくれて、積極的な曲作りができていた。
アヤ「ここのメロディーはどうしましょうか。」
「あ、ちょっと良い？」
アヤ「はい。」
キーボードを借りて思いついたハモリのメロディーを弾く。
アヤ「わぁ、すごく素敵です。」
LY「いいね、それ。でもせっかくならそこラップも入れたら？」
JD「わ、めっちゃ良いそれ！」
「セフンやってみる？」
SE「やりたいです。」
XM「主旋律ジョンデで、セフンがラップで被せる感じ？」
アヤ「あ、じゃあちょっとやってみますか？」
JD「やりたい！」
JD「♪〜」
SE「♪〜」
JI「最高じゃん。鳥肌たった。」
SH「声も相性いいね。」
.
.
アヤ「ちょっと休憩入れますか。」
SH「だね、15分くらいで良いかな。」
「はーい。」
しばらく休憩が入って、俺はジョンデに確認したいことがあったから彼の元へ。
「ジョンデ、ここなんだけど…」
JD「あ、ここは〜…」
ギョンスがアヤと話しているのは分かっていた。
落ち着いた雰囲気の2人はきっとお互い話しやすいだろうし。
だけど。
バタンッ─…
「え…？」
BH「おいギョンス、アヤちゃんどうした？」
KS「…いや、」
俺から目を逸らしたギョンス。
何かしてしまったのか。
変なことを言うタイプじゃないのに。
「ギョンス、アヤに何か言ったの？」
KS「…っ、ごめん、ちょっと無粋なこと言った。
あんな反応するとは思わなくて…。」
一体何を言ったのか。
どんなに聞いても彼は教えてくれなかった。
JD「…チャニョル、」
「あ、うん…それでね…」
SE「…御手洗行ってきていいですか？」
SH「すぐ帰ってこいよ〜。」
.
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2021年5月29日 6時
