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ｰチャニョルｰ
アヤ「ど…どうでしょうか…？」
不安げに俺たちの顔色を伺うアヤ。
俺たちはぽかんと彼女の作った曲に聴き惚れていた。
「…っ、最高…。」
BH「やべぇ、鳥肌立った…！」
KS「早く歌いたいな。」
XM「すごいねアヤちゃん。
俺たちの理想そのものだよ。」
アヤ「い…いえ…。」
今日はアルバムに入れる曲ができたということでそれを聴いた。
なんて言うか…今までと格が違った。
上手に言葉に言い表せないけど、すごく、すごく良かった。
アヤ「良かった…。」
ホッと小さく一息吐いた彼女の隣に移動する。
「すごいね。この短期間で…しかもあんなに途中で悩んで結局アヤに投げちゃったのに…。
1人で作ってきちゃうんだもん。かっこいいね。」
アヤ「褒めすぎだよ。」
「ううん、そんなことないよ！
俺、いっぱいこの曲好きになるね。」
アヤ「ふふ、ありがとう。」
「…、うん。」
柔らかく微笑んだアヤが、とても綺麗で目を奪われる。
花がふわっと揺れたような、そんな美しさ。
BH「ヒョンヒョン！今日お祝いしよ！
Wedさんの曲完成記念！」
SH「やー、まだ歌えもしないのに。」
BH「いやいけるって！ねーいいじゃーん！」
SH「全く…分かったよ。」
BH「っしゃ！そうと決まればスケジュール巻きで行くぞ〜！」
SE「お〜」
JD「あ、それならアヤちゃんもおいでよ。」
BH「ホントじゃん！それ良い！」
「は、待ってそれは…ダメじゃない？」
ベクとジョンデの言葉に慌ててストップをかける。
だってそんなの、あの人が許すわけない。
BH「えー良いじゃん！せっかくだし。ほら俺たち宿舎新しくしたからきっとまだファンも、」
「そうじゃなくて。」
SE「…ジュノ先輩のこと忘れてるの？ヒョン。」
BH「あ…そっか…。」
シュンと落ち込んだベクを見たアヤ。
彼女が何か言おうとする直前。
JI「…でも今、ジュノ先輩ソウルにいないよ。」
「え…、」
ジョンイナのその情報にバッとアヤを見れば、彼女は少し困ったように頷いた。
アヤ「映画の撮影で…遠くにいるみたいです。」
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2021年5月29日 6時
