妖怪ウォッチシャドウサイド(姫)

" 亡霊番長登場 ページ10

ナツメside

ケースケがいじめられてる⁉

早く助けなきゃ、カレンも大丈夫かな？

・さくら公園

ナツメ「ついた！」

『ちょっと待ちなさい』

カレンちゃん危ない！

いじめっ子「なんだよ！
ってめちゃくちゃ可愛いじゃん」

トウマ「いじめてる最中に、ナンパしてる！」

アキノリ「カレンさんは俺のものだーーー」

カレンは、
いじめっ子たちの顔と顔の間を拳で殴った。
正確には、わざと外して殴った。

いじめっ子「ひーーー」

カレンの後ろから、亡霊番長が現れた。

いじめっ子「ひーーー」
(2回目)

いじめっ子「ご、ごめんなさい」

ナツメ「亡霊番長‼」

アキノリ「俺たちも参戦だ」

トウマ「うん」

『もしかして、あなたが亡霊番長ですか？』

亡霊番長が頷く。

アキノリ「危ない！」

カレンは、亡霊番長に近づいた。

『ありがとうございます。
ケースケくんを助けてくださったんですよね？
助かりました』

ケースケ「助けてくれた？
まさか、ケンちゃんなの？」

亡霊番長、頷く。

ケースケ「やっぱりそのミサンガ。
俺をいつもいじめっ子から、守ってくれた、あのケンちゃん！会えて嬉しい」

ナツメ「ケンちゃんって？」

ケースケside

あれは、少し前の話。
俺がいじめられてる時に助けてくれたのが、
ケンちゃん。
それが俺たちの出会い。
いつもいつも助けてもらって、
話してる時、約束したんだ。
いじめられても「降参」は言わないって。
きっと強くなれるって。

それから、しばらくして交通事故で、
ケンちゃんは亡くなっちゃった。

ケースケ「そのケンちゃんが妖怪になって、
俺を含むいじめられっ子を助けてくれたんだね」

ケースケは泣きながら
「ありがとう」って呟いた。

2人は握手した。

『素敵だね、友情って』

ナツメ「私たちも友達じゃん」

トウマ「ほんと」

『ええ』

亡霊番長「お姫様と二つくくりの君に」

カレンとナツメにアークをくれた。

『ありがとうございます』

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ハルヤside

今日、さくら第2中学校に転校した。
"妖怪である"ということは誰にもバレずに済んだ。

女神と姫よ、
どこにいるのだ

3話 自転車→←" 亡霊番長？

ラッキーパートナー

姫乃カレン

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