妖怪ウォッチシャドウサイド(姫)

4話 略奪魔の噂 ページ13

トウマ「これでどうだ！」

ケイスケ「流石トウマ！強すぎ」

『なんか意外ね。
トウマくんがこういうものにハマってるなんて』

ナツメ「確かに」

アキノリ「何そのカード？」

『《電光石火》っていう
最近人気のカードゲームよ！
アキノリくんはやってるの？』

アキノリ「もちろんです。
あの雷の強さで競うあの」

ミッチー「完全に知らないな」

ウィスパー「ブレないですね」

アキノリ「そうだ！
怪奇案件で『電光石火』の事書いてあったぞ」

全員「？」

トウマ「レッドヘッド？」

アキノリ「電光石火のカードバトルして、
負けたら、カードを取られるっていう」

ナツメ「まさしく略奪魔ね。
怪奇案件ぽくなさそうだけど？」

アキノリ「白い犬、くれーーー！
って言いながら、首が傾くって」

ケースケ「ひーーー！」

ナツメ「そう」

ケースケ「怖そうだから、もう帰るね」

ナツメ「え？うん」

『気をつけてね』

ケースケ「はーーい♡」

トウマ「(苦笑)」

『《電光石火》で勝負してる子達を探しましょう」

アキノリ「はい」

・街

ナツメ「いないね」

ケースケ「ねーちゃん(泣)
現れたんだ！レッドヘッド！
それで、俺のカード、全部取られちゃった」

アキノリ「何かレッドヘッドは言ってたか？」

ケースケ「白い犬よこせって」

・妖怪探偵事務所

アキノリ「白い犬？」

トウマ「もしかして、ブリザードウルフのこと？」

ケースケ「ブリザードウルフって、超レアものの⁉」

トウマ「レアすぎて、伝説と言われてる」

ナツメ「もしかしてこれ？」

その手にはブリザードウルフ(白い犬)の
絵が描かれてるカードが、
一目でレアものだとわかる

『ナツメちゃん、スゴーイ！』

ナツメ「ケースケがあまりにも
楽しそうにやっていたから、買ってみたの」

『私もそう言えば、前に1パック買ったわ』

アキノリ「これで、レッドヘッドをおびき寄せれる」

男子「白い、犬」

『あの赤い帽子の男の子から、
とても強い妖気を感じる』

ナツメ「妖気...」

男子「白い犬をよこせ」

トウマ「それはここだ！」

男子「よこせ×2」

トウマ「なら、バトルだ！」

" ジーたん可愛いけど、毒舌→←" チャーリー

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姫乃カレン

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