6 ページ6
ユンギもテヒョンくんも、もちろんソクジンさんも…。
あの後ちょっと疎遠になってしまったから…。
ユンギはまぁ、その後他愛もない話をするのに電話もメッセージもしたけれど、あのことについてはお互い触れず……。
テヒョンくんがこうして普通に話しかけてくれて安心した…。
ソクジンさんに会うのは……少し、もう少し時間が欲しい。
余裕の無い私が、この写真みたいな顔ができるようになるまで。
JM「…さて、じゃあ参りますか。」
『ん？』
JK「お手をどうぞ。」
『え？』
この光景。
デジャヴ。
私の正面に立って、恭しく手を差し出すジミンくんとジョングクくん。
『…あの？』
T「…俺はジャンケンで負けたの…。」
JM「テヒョンはこの前エスコートしてたじゃん！神様はちゃんと見てるんだよ！」
JK「僕はジャンケンの才能もある黄金マンネです。」
T「Aちゃーん…。」
『テヒョンくん、泣かないで……じゃ、なくて！』
JM「さぁ姫、時間がありません。」
JK「そうですよー、僕たちはこの映像が終わる前にエスコートを終えて会場に戻らないと。」
『…？話が良く…わからないんだけど…。」
JM「みんないなくなったら不審がられるでしょ？今日はマスコミのカメラも入ってるし。」
と、言われましても………。
？？？？
2人は私の手を握り、メイン会場を出る。
綺麗なえんじ色のカーペットの上をジミンくんとジョングクくんに挟まれて、前を歩くテヒョンくんが時々こちらを振り返ってはにっこり、微笑む。
………。
いや、夢みたいな光景なんだけどね。
どこ行くの 泣。
キィ、と少し重そうな扉を開けた先に、ホソクさんとナムジュンさん。
『…え？』
H「はーい！お疲れ様〜！」
RM「会場の方、よろしく。」
JK「………。」
JM「………。」
T「…いや、お前達。早く手、離せよ。」
JK「……ヌナ……いつまでも僕を可愛がって下さいね…。」
『…え？』
JM「…1番じゃなくて良いから…僕の事も構ってね…。」
ちゅう。
T「あーーーお前ら！！」
手にキス…された。
悪びれる様子もなく、ガッツポーズの2人。
何？
また急なお姫様設定なのは、わかるんだけど。
笑。
T「じゃ、俺も！」
JM「だ、め、だ！！」
がしっ。
JK「ほら、行きますよ。」
がしっ。
T「ちょっ、待っ………！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そー(プロフ) - ぽちさん» ぽちさんコメントありがとうございます！嬉しいお言葉いただいて、幸せに浸っております（ ; ; ）のろのろ亀更新していきますので、またお時間ある時にちらっと覗きにいらしてください、ありがとうございました(*^^*) (2019年11月25日 20時) (
レス) id: 1968e70491 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - 初コメ失礼します☆作品が面白すぎて、昨晩〜イッキ読みしてしまいました^ ^メンバー以外のキャラ(ユリ&ヒョヌ兄妹)も濃くて、そちらのサイドストーリーとかも拝見したいくらいです☆これからも作品の更新を楽しみに楽しみにさせてください☆応援してます☆ (2019年11月24日 12時) (レス) id: f642a86e45 (このIDを非表示/違反報告)
そー(プロフ) - 渡辺さん» 渡辺さん、またまたコメントありがとうございます！嬉しすぎるお言葉をいただいて、喜びで転がり回っております！またマイペースですが、ちょいちょい更新いたします〜(^^) (2019年11月19日 12時) (レス) id: 1968e70491 (このIDを非表示/違反報告)
渡辺(プロフ) - 更新ありがとうございます！そして完結おめでとうございます！とても素敵な作品に出会えて幸せです！短編も楽しみに待ってます(*^_^*) (2019年11月19日 0時) (レス) id: 1c2a3b8573 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そー | 作成日時：2019年11月18日 23時
