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天月side
僕がそういった後、Aちゃんは涙を流した。
安心したのかな、怖かったのかな、なんて考える。
と言うか、今はそんなことじゃなくて、早く助けてあげないと。
悪「はぁ？こいつ兄ちゃんいたのかよ」
『あっあまつ…お兄ちゃん…ッ！！』
Aちゃんも、なんとなく状況を理解したのか、
僕のことを、”お兄ちゃん”と呼び直してくれた。
悪2「なんだかめんどくせぇ感じになりそうだから逃げよーぜ」
逃げるとかいう考えあったんだ。
ってか、めんどくさいとか思うならAちゃんをさっさと離して消えてよ
Aちゃんを取り巻いていた不良たちは、
突き放すようにAちゃんを離し、そそくさと逃げていった。
せめて一発くらいは殴らせてよ
地面にへなへなと座り込んだAちゃんを、優しく抱きしめる。
「ごめんねAちゃん、もっと早く助けてれば…！」
『いいの…っ助けてくれただけで嬉しかった……っ』
そう言って僕をさらに強く抱きしめてきた。
・
あ、一応ただの友達だからね、カレカノなんて決してないからね
なんて、結構な修羅場が終わった後で、どうでもいい事を考えてしまう僕は何があったんだろう。
「よし、そろそろ僕ん家いこっか」
『うぅ…ほんと心配かけてごめんなさい…』
「いいのいいの！！
あ、ちょっとあそこにもう一人友達いるんだけど、いいかな？」
『ふぇ？誰……？』
「会ってからのお楽しみで〜！」
そう言って、Aちゃんを離し、Aちゃんの荷物を持って路地裏を出る。
えぇ持ってくれるの…！？みたいな反応してた。
「さかたんおまたせぇぇぇえええ！」
路地裏の入り口付近にいたさかたんに声を掛ける。
さ「何分待たせんねん！！！！」
とかちょっと怒ってたけどいっか。
『えぇ！？！坂田さん！？』
そんな声も響いた。
さ「お！君がAちゃんかぁ〜！かわええなぁ…
やっぱそらるさんに似て美貌やねぇ」
『はぇっ！？！お兄ちゃんはそうだとしても私は全然ですよ！！！』
さり気なくそらるさんのこと褒めるAちゃん偉い。
「ま、まあ、その話は置いといて、
寒いし早く僕ん家いこ〜！！！」
そう二人に声をかけて、僕達三人は僕の家へと足を運んだ。
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蒼也 - 僕まだ小6だから中1の問題解らん！です (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
雨哀 - いやぁぁぁぁ面白すぎですよこの小説。あ、後俺テントの点社会36点なんで^^ (2019年2月14日 20時) (レス) id: a1f11e755f (このIDを非表示/違反報告)
908@くれは - 初コメ失礼します！ 主さんの作品面白いですね！私も占ツクで書いているので少し参考にさせていただいてます！ あとちょっと質問なのですが、主さんは群馬住み又は群馬に親戚さんいるんですか?？学校の号令を見て気になったんですよ (2017年9月18日 14時) (レス) id: 3dbfb0714d (このIDを非表示/違反報告)
ユピト(プロフ) - 彩描さん» ごめんなさい！やってません。 (2017年9月4日 6時) (レス) id: 177928c081 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - ユピトさん» ありがとうございます！お友達とは…？Twitter上なら大丈夫ですけど、やってますかね…？無理でしたらすみません… (2017年9月3日 20時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩描 | 作成日時：2017年6月12日 18時
