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Aside
『ごめんね起こしちゃって、
おかゆできたから食べよ？』
こっちの方をゆっくりと向いたお兄ちゃんに声を掛ける。
そ「ん、ありがと、」
『いえいえ、大丈夫？起き上がれる？』
そ「だいじょうぶ、たぶん」
そういって起き上がろうとするけど、
なんとなく心配なので軽く支えてあげる。
おかゆ、自力で、食べられるかな。
『おかゆ、熱いかもだから気をつけて食べてね？』
すると、お兄ちゃんから爆弾発言。
そ「食べさせてくれないの…？」
『……え？』
いや、いいんだけど、
その…うん。
『いいけど…はぁ、仕方ないなぁ…』
そう言って、スプーンに一口分掬って、
ふぅふぅ、と少し冷ます。
『はい、口開けて、』
そ「ん。」
『…あ〜ん、』
そ「…っ」
い、勢いに任せて
あ〜んとかどこぞのリア充みたいなことしちゃったけど大丈夫かな…！？
あぁもう、顔赤くなってきた…
『味付けとか、大丈夫かな』
そ「…うん、おいしい」
そっか、と呟いてお兄ちゃんの様子を伺う。
まだ熱はありそうだな…
これは、明日学校休むしかないよね、うん。
そ「…ごめん、もうお腹いっぱい、」
『そっか、まあ風邪引いてたらそんなかんじだから、
謝らなくてもいいよ？じゃあ、ちょっと片付けてくるね』
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
食器も片付け、
お兄ちゃんの部屋に一旦様子を伺いにいって、
お風呂入ってくるねと言った。
お湯に浸かりながら
『お兄ちゃん大丈夫かな…息しづらくなってないかな、』
なんて考えて来てしまって
不安が押し寄せた。
しかも、今日はいつもより酷い熱。
ご飯のときはすこし落ち着いてたけど、
『うぅ…心配だよ…
よし、早く出ちゃおう。』
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お風呂も入ってさっぱりした、けど
そんな余韻に浸ってる暇はない。
薬、とか持ってかないと。
『お兄ちゃん、大丈夫？』
となるべく小さな声で言う。
返事はない。
…寝ちゃったか
『薬、飲めないよ、』
部屋のドアを閉め、テーブルに薬を置く。
置き手紙でもして自分の部屋に戻ろうとしたけど、
心配になって眠れなくなるだろう。
お兄ちゃんのベッドによりかかり、
しばらくのんびりしてると急に睡魔が襲う。
あぁ、もう、私も寝ちゃうか。
『…すぅ…すぅ…』
＿＿＿＿＿＿＿＿おやすみ、
そんな声が聞こえた気がしたけど、
その声の主は誰だかわからない。
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蒼也 - 僕まだ小6だから中1の問題解らん！です (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
雨哀 - いやぁぁぁぁ面白すぎですよこの小説。あ、後俺テントの点社会36点なんで^^ (2019年2月14日 20時) (レス) id: a1f11e755f (このIDを非表示/違反報告)
908@くれは - 初コメ失礼します！ 主さんの作品面白いですね！私も占ツクで書いているので少し参考にさせていただいてます！ あとちょっと質問なのですが、主さんは群馬住み又は群馬に親戚さんいるんですか?？学校の号令を見て気になったんですよ (2017年9月18日 14時) (レス) id: 3dbfb0714d (このIDを非表示/違反報告)
ユピト(プロフ) - 彩描さん» ごめんなさい！やってません。 (2017年9月4日 6時) (レス) id: 177928c081 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - ユピトさん» ありがとうございます！お友達とは…？Twitter上なら大丈夫ですけど、やってますかね…？無理でしたらすみません… (2017年9月3日 20時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩描 | 作成日時：2017年6月12日 18時
