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Aside
自転車を駐輪場において、生徒玄関に向かう。
うぅ…日差しが強い…
日光が嫌いな私にとって、
この時間の日差しはほんとに天敵。
『あつい…』
玄関に入ると、エアコンが聞いているらしく、少し涼しくなっていた。
ありがとう、先生。
靴箱に靴を置き、教室を目指す。
通り掛かる先生と挨拶を交わす。
『お、おはようございます。』
やっぱコミュ障だよ〜。私。
教室に入っても、あまりクラスの人達とはお話をしない。
だ、だって、女の子たちが話してるのが…
「ねえねえ！そらるさんの拝啓ドッペルゲンガー聞いた？！」
「聞いた聞いた！！2番のとこおこそらるだよね〜！」
って、会話だから。
いや、兄の話なんだからよく分かるでしょって思うでしょ？
もし、兄ってことがバレたら、大変だから…
お兄ちゃんに迷惑かかっちゃうしね！
そんなかんじで、いつも会話には混ざらない。
やること無いんだけどね…
唯一の救いが、窓際の席って、こと、かな。
暖かいんだぁ…
私は今日も机に突っ伏している。
まふくんにも、
Aちゃん寝過ぎだよ〜…ｗそらるさんみたい。
って言われちゃう始末。
だって、暖かいんだもん…
チャイムが鳴り、先生が教室に入ってくる。
突っ伏していた顔を上げ、少し乱れた髪をなおす。
やる意味あるのかなー？とか思いつつも挨拶をする。
朝の会も終わって、先生が話し出す。
先「来週の授業参観のことですが＿＿＿＿＿＿」
教科は社会らしい。
社会かぁ…
う〜ん…好きじゃないし嫌いじゃない教科なんだよね〜
＊
授業カット！許して！
今日、お兄ちゃん録音するって言ってたなぁ…
静かにした方がいいよね。うん。
なんてことを考えながら
自転車に乗って、家を目指す。
家について、鍵を開ける。
カチャッと歯切れのいい音が聞こえる。
『ただいま〜…』
私が小さな声で呟くと、奥からものすごい足音が聞こえる。
あ、これは、とてつもなくやば…
ま「わ〜！！！おかえり〜！A！」
そう言って、ここに居るはずのないまふくんが私を抱きしめる。
『た、ただいままふくん…苦しい…』
私が訴えても、まふくんは一向にやめない。
『お兄ちゃん、助けて…』
てか、ここ玄関なんだけど…
お家に入れて〜！
そ「まふ、Aが嫌だって言ってるでしょ。」
ま「いやです！こんな可愛いAなんか離さないです…！」
いや…離してよまふくん…！
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蒼也 - 僕まだ小6だから中1の問題解らん！です (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
雨哀 - いやぁぁぁぁ面白すぎですよこの小説。あ、後俺テントの点社会36点なんで^^ (2019年2月14日 20時) (レス) id: a1f11e755f (このIDを非表示/違反報告)
908@くれは - 初コメ失礼します！ 主さんの作品面白いですね！私も占ツクで書いているので少し参考にさせていただいてます！ あとちょっと質問なのですが、主さんは群馬住み又は群馬に親戚さんいるんですか?？学校の号令を見て気になったんですよ (2017年9月18日 14時) (レス) id: 3dbfb0714d (このIDを非表示/違反報告)
ユピト(プロフ) - 彩描さん» ごめんなさい！やってません。 (2017年9月4日 6時) (レス) id: 177928c081 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - ユピトさん» ありがとうございます！お友達とは…？Twitter上なら大丈夫ですけど、やってますかね…？無理でしたらすみません… (2017年9月3日 20時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩描 | 作成日時：2017年6月12日 18時
