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Aside
なんだか甘えたがりのお兄ちゃんを必死に引き剥がし、
キッチンへと向かう。
あぁ…調子、狂う…
首を横にぶるぶるっと振って、気を紛らわせる。
そ「今日何作るのー？」
『えっと、オムライス…』
お兄ちゃんのたまに来るデレ期。
そこも、良いんだけど…
良いんだけど…！！！
なんか、立場逆転して、
私のほうが歳上なんじゃないかって感じさせてる。
『ほら、お兄ちゃん、リビング行ってて！！
視線感じてやりにくいから！！』
そ「え〜…」
『え〜じゃない！早く！
リビング行ってなさい！』
そのあと、お兄ちゃんは渋々リビングへと足を運んでいった。
・・・
『おにーちゃーん、できたよー』
しーん…
『お兄ちゃん？』
声をかけても返事がないので、リビングへ行くと、
お兄ちゃんはイヤホンを耳にさして何かをしていた。
声をかけても返事がないのはこのせいか、とか思いながら
とんとん、とお兄ちゃんの肩を叩く。
『お兄ちゃん、ご飯。できたよ』
そ「え、うんわかった。」
お兄ちゃんはイヤホンを抜いて、
ソファにぽーんと携帯をおいて
食卓へと来た。
「『いただきます』」
と、二人で声を揃えて言い、
もぐもぐと食べ進める。
授業参観どうだった？とか。
そっか、授業参観今日だったんだよね(笑)
すっかり忘れてた。
なんか、いろんなことが起こったから。
・・・
晩御飯もしっかり食べ、
お兄ちゃんが先にお風呂に入っていったので、
自分の部屋で勉強をした。
す、少しだけ。
『疲れた…』
不意に口からこぼれていったその言葉は、
1人部屋の中に溶けていった。
誰も聞くはずないのに、喋るとか…(笑)
机に突っ伏して、今日一日のことを振り返る。
なんだか、いつもより長く感じたな…
『っ…』
ふと、晩御飯の前の出来事がフラッシュバックする。
お兄ちゃんに抱きつかれたときの。
俺は別にカップルでも許せるけど…？
とか言い出したときは、ほんとにびっくりした。
兄妹なのに、
でも、抱きつかれてる時、嬉しかった。素直に。
凄い、あたたかくて、
『あのままでもよかったな…なんて、』
そ「なにが？」
『…っ！？』
ガタッと音をたてながら後ろに振り向くと、
お風呂から上がった様子のお兄ちゃん。
なんか、その…
色っぽい。
『な、なんでもないっ！独り言だからっ！！！！！』
やばい…っ聞かれてた…！？
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蒼也 - 僕まだ小6だから中1の問題解らん！です (2019年7月22日 18時) (
レス) id: 86451e69dd (このIDを非表示/違反報告)
雨哀 - いやぁぁぁぁ面白すぎですよこの小説。あ、後俺テントの点社会36点なんで^^ (2019年2月14日 20時) (レス) id: a1f11e755f (このIDを非表示/違反報告)
908@くれは - 初コメ失礼します！ 主さんの作品面白いですね！私も占ツクで書いているので少し参考にさせていただいてます！ あとちょっと質問なのですが、主さんは群馬住み又は群馬に親戚さんいるんですか?？学校の号令を見て気になったんですよ (2017年9月18日 14時) (レス) id: 3dbfb0714d (このIDを非表示/違反報告)
ユピト(プロフ) - 彩描さん» ごめんなさい！やってません。 (2017年9月4日 6時) (レス) id: 177928c081 (このIDを非表示/違反報告)
彩描(プロフ) - ユピトさん» ありがとうございます！お友達とは…？Twitter上なら大丈夫ですけど、やってますかね…？無理でしたらすみません… (2017年9月3日 20時) (レス) id: 0751691f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩描 | 作成日時：2017年6月12日 18時
